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 呼吸と骨と内臓で動く
2012年09月30日 (日) | 編集 |
今日は、なんだか気味の悪いタイトルです。ここ数日、私が書いているのは、一言でいえばエコ空手です。筋力を使わずに最速の動きを実現する。
それには、重力を利用した重心移動が最大のエネルギー源になります。

さて、今回書くのは、単なるエコ空手ではなく、もはやハイブリッド空手の類いとなるのではないでしょうか。

筋肉を出来るだけ使わずに移動する方法です。その秘密が内臓です。人間は、胸部腹部に内臓が詰まっています。
その内臓は粘膜に包まれヌルヌルしています。
粘膜がなければ上体を曲げたり捻ったりするたびに内臓と内臓が擦れ傷ついてしまいますが、軟膜のおかげで上体を動かしてもヌルッと滑り合うので、内臓は傷つきません。

そのヌルヌルを利用するのです。


順を追って説明しましょう。

まず、呼吸で横隔膜を上げ下げして内臓を動かします。その横隔膜で内臓(主に腸)を前方にヌルッと押し出すと、少しではありますが重心は前方に移動します。
その僅かな重心移動を利用して関節を曲げ、かつ落下を利用して加速させるのです。

筋肉は、最初に横隔膜を操作して呼吸するのに使われますが、その後は、内臓を押し出し、関節を曲げ落下で重力を使うので、イメージとしては筋肉は全く使われていません。

実際には、何度も説明しているように、伸張反射で通常以上の筋力を発揮しているのですが、自分自身はまったく筋力を発揮しているという自覚がなく、それでもものすごい勢いで身体は飛んでいきます。


物体が動く時、初動時に最もエネルギーが必要になります。その時に、内臓を押し出して推進の補助エンジンとして使えば、初動が楽になり、その後の加速もスムーズに行くはずです。

犬や猫は腹筋が割れているなんてことはありません。大胸筋も盛り上がっているわけがありません。

しかし、あれだけ素早く動くことができます。もちろん、体重あたりの筋肉量は多いのでしょうが、プヨプヨのおなかで内臓のヌルヌルを利用して、脊椎の伸縮を効果的に行っていることも見逃せないと思います。


今日も、道場での稽古時に猫を道場に野放しにして、ニャンコ先生の動きを参考に呼吸と内臓と骨で動く指導を行いました。
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コメント
この記事へのコメント
 家の近所に猫と犬がいるので確認してみたのですが、四足歩行の動物と人間では内臓に掛かる重心の範囲が違うので内臓を使っての移動は人間のそれとは違うのではないでしょうか?常に腹部を下に向けた四足歩行の動物の内臓は記事内でもあったように腹筋がほぼ無い上、重力により腹部全体に広く内臓の重心が置かれているのに対し、人間は腹筋などにより内臓の一部にしか重心が置かれていません。横隔膜に関しても猫のは常に下に伸びている状態なので呼吸をすると腹部は横に広がり内臓にほぼ影響していません。
 褒められた事ではありませんが、試しに掴み掛かるように猫に向かって行って猫と犬が素早く移動する様子を観察したのですが、共に背筋の筋力と腰の重心を後ろに移してから手足を持ってきていました。この動きは先日の「抜き」の理論の方が近いと思いました。
 この記事を拝見して自分なりに色々な動物の動画を見ましたが、魚が水中で行う急激な方向転換の動きの方が今回の理論に当てはまるのではないでしょうか?
2012/10/01(Mon) 23:20 | URL  | yuki #WBgxAo1s[ 編集]
実際に確認されたとのこと、恐れ入ります。
私は、違うということは、下記のいずれの場合において違うのかが重要だと思っています。

1、重心の方向が違うが、人間も犬猫も内臓を使っている。
2、内臓を使う割合が違う。
3、人間と犬猫は全く異なる身体の使い方をしているのか。

私の意見としては、方向が異なるが原理は同じというものです。例えば、これは、だいぶ前にJKFanで特集されたのですが、永田一彦先生がビニール袋に物を詰めて、前傾姿勢になって袋を振りました。
四足動物の内臓の状態をビニール袋に例えて説明されたのです。

私は、人間も呼吸によって腹を膨らましたり凹ましたりして、内臓を振ることで重心移動の助けとしている意味においては、同じだと考えています。
2012/10/02(Tue) 09:46 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
ご回答ありがとうございました
2012/10/02(Tue) 22:16 | URL  | yuki #WBgxAo1s[ 編集]
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