最速の立ち方は四股立ち
2012年09月17日 (月) | 編集 |
例えば、中段突きで飛び込んだ後、日本ではその場に居続けても何も言われません。むしろ、間を切ったら叱られる場合もあります。
あくまでも押し込んでいくようなスタイルがこれまでの主流でした。

しかし、海外ではだいぶ前から、その場に居続けたり、突きの後にさらに間を詰めるのは自殺行為とされています。相手の攻撃が届くところに身を置くのは、リスクが大きすぎるのです。


海外では、ドンと飛び込んだらサッと間を切ることが常識となっていますが、日本人がこれをやろうとすると、間を切れないのです。無理して間を切ろうとするととても遅く、間を切る前に3~4発殴られそうなくらいです。


なぜでしょうか?海外の選手と同じことをすれば同じことができます。しかし、自分では一所懸命真似しようとしても、実際には全く別なことをやっているのです。

それは、数日前の日記にも書いたように、半身に構えて前進後退をしているからです。つまり、日本式の組手は前屈立ちをベースに構成されていますが、海外では四股立ちをベースに組手が構成されているという大きな違いがあります。

よく、日本の選手が海外の選手に触れる事さえ難しいといわれる原因は、この前屈立ちベースがスピードで四股立ちベースに適わないということも原因の一つではないかと思います。

当然、横移動はカニ歩きですが、カニ歩きは四股立ちで行います。


四股立ちという立ち方は、知れば知るほど用途が多いと感心します。
例えば、四股立ちを使って突くと、相手のカウンターを食らわずにかつ、場合によっては前屈よりも遠くを突くことができます。

前屈で飛び込むよりも、四股立ちで飛び込んだ方がステップも素早くカウンターも食らわない。
投げの時は言うに及ばず。

とりわけ、攻撃の後に間を切るのも最も速い立ち方が四股立ちなのです。

四股立ちが最速の理由は、四股立ちであれば常に重心は真中にあることです。前屈立ちは、前足により多く重心がかかります。

これまで競技組手には無縁と思われてきた後屈立ちや四股立ちが実は有益な立ち方だったということは、組手が進化すれば本来の空手の技になるということを証明しているのではないかと思います。
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