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 見える「ガード」、見えない「間」
2012年09月14日 (金) | 編集 |
組手で突きを決めた後はどうしますか?

1、その場に居続ける
2、突いた後に相手にくっつく
3、反撃をさせないために、間を切る

稽古を見ていると、どこの道場でも多くの場合は、突きを決めた後にその場に居続ける選手が圧倒的に多いですね。

でも、これってとても危険なことです。相手は両手も両足もあります。自分が先に技を決めてもその場に居続けたら、その後に相手の反撃を食らってしまいます。

ところで、失点で最も多いケースはどのタイミングなのかご存知ですか?これは、自分が攻めようとした瞬間です。攻めようとした瞬間が最も心に隙ができ、相手の攻撃をもらいやすいのです。

ですから、間を詰める時に絶対に防御を忘れず、ガードを空けない。既にこの時点で生徒の9割はガードが空いて相手の反撃をもらいやすい状態になっています。
そして、自分の攻撃の時に相手の攻撃を想定しているか?これも、ほとんどそういう気持ちがないままに攻撃をしているでしょう。
それで、最後に攻撃の後です。ガードをがら空きにしてその場に居続ける生徒がまたまた9割以上。


思うに、これは打ち込みの時に指導者が何百回、何万回と、口を酸っぱくして言い続けなければいけないことだと思います。「やるかやられるか」的なギャンブルは必要ありません。
まず、確実に失点しないこと、そして確実に得点すること。これを徹底すれば良いのだと思います。


それには、間の詰め方を工夫する。決してスピードに頼らずに、スッと入れると良いと思います。自分の間に来たら躊躇なく攻める。攻めた後は殺ぐに間を切る。


以前も書きましたが、組手のこつは2つだけです。相手に反応させないか、山を張らせてそれを外すかです。反応させない動きは、多くあります。床を蹴らない。力まない。おこりを無くす等。

これらは、動きそのものだけでなく、呼吸をコントロールすることで相手に反応させなかったり、山を張らせたりできるのです。

ここまで来ると、組手が面白くなってくると思いますが、要は、間は詰めたり切ったりするだけでなく、間を外すことができれば、相手は一瞬固まってくれますから、楽に得点でき、相手は反撃できないのですからリスクも少なくなります。

また、組手をしていると、流れというものが存在します。これは、バレーボールやバスケット、サッカーの試合を観ているとよく分かります。空手も揺動で、実力が互角の者同士の対戦でも、時には8-0で勝負がついてしまう場合がありますが、これは負けた方が流れに乗れなかった例です。

流れが相手にある時は、焦って攻めたりせずに間を置くことも大切です。私の経験では、相手に完全に流れがある時、通常であれば20秒経つと流れがニュートラルになります。早い時は10秒でニュートラル状態になりますから、そこまで耐えることができれば、今度は流れが自分に来るはずです。

組手の面白さは、この間になるのではないでしょうか? 間を詰める、間を切る、間を外す、間を置く等、間をコントロールすることで組手の幅が大きく広がっていくはずです。


結論は、ガードを空けない等は、実際に目に見えます。自分でも第三者も注意することができます。だから、これを怠っているということは、怠慢だと思います。
しかし、間は実際にはタイミングも兼ねているので、目に見えない部分があります。同じ距離を取っても、そのタイミングによっては良い場合も悪い場合もあるからです。この間を磨くには、自分の状態・相手の状態・空間すべてを瞬時に感じ取る能力を身に付けなければならないので、少々も時間がかかるでしょうね。

でも、空手にはこの見えないものを見る、または感じる能力が大事だと痛感します。
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