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 間合いのマジック
2012年09月10日 (月) | 編集 |
先週末は、青森県でセミナーを行いました。前回の記事で書いたように、私はここを訪れるのが楽しみで仕方がありません。
もう、今回で7年連続のセミナーとなりました。

当然、セミナーは気合を入れて行いました。その内容の一部を今回紹介しましょう。

間合いとは、単純な距離ではありません。よく、外国人選手は間合いが遠いと言われますが、実際に距離を測ってみると、思ったほど遠くはないのです。

では、なぜ遠いと感じるか?これが私のセミナーのテーマです。なぜかわからなければ永遠に負け続けます。からくりがわかれば対策も練れるし、良いところを真似ることもできます。


間合いの理想は、「自分から相手は近く、相手から自分は遠い」ことだと思います。加えて、「相手は自分の正面に立ち、自分は相手の側面に立つ」ことができれば万全です。

しかし、単に距離を測っただけでは、両者間の距離は同じはずです。でも、空手の技術って凄いなと思うのですが、、立って構えただけで「相手は自分の近くに位置し、自分は相手から遠くに位置する」ことが可能になるのです。

これって、形をそのまま組手に活かせば、幼児でもできてしまうほど簡単なことなのです。


お互い向き合って構えますが、足の位置を変えたりせずに、ただ向き合って立っているだけで相手の突きは届かないのに、自分の突きは届いてしまう。こんな方法があるんです。

で、これを実際にやってみると多くの外国人選手がやっている構えになります。ですから、外国人選手と戦ってみると、実際の距離はさほど遠くないのに、なかなか技が届かないなんてことになるのですよ。


さらに面白ことに、この相手から遠い間合いの構えで立つと、踏み込みが通常よりも20㎝ほど深く踏み込めます。



私は常々、「形をそのまま組手に活かすのが本来の空手です」と力説しています。


今回は特に、「立って構えただけで、自分に有利な間合いにする」「指1本で相手を崩す」等を競技組手に応用したものを行いました。
やはり、形の中だけで行うのではなく、実際の戦いにも競技にも応用できるのが本来の形だと思います。

他に、「まっすぐ踏み込んで線を外す」なんてこともやりました。

文章だけ読んだら、「まるで魔法のようだ!」と思われるかもしれませんが、全部競技に応用できることだし、誰でもからくりがわかればできてしまうことなのです。



中には、幼児や白帯の参加者もいたんですけど、わかったかな? 絶対に理解できなかったでしょうね。でも、「不思議だなぁ~????」って思ってくれただけで良いと思います。

空手って、面白いと思ってくれれば、今後も続けてくれるでしょうから。


思うに、こういう形に継承されているこのような戦闘法を最も理解していないのが日本ではないかと思います。海外では興味を持ってくれればずっと継続してやってくれますから、次に訪問した時にはみんなできるようになっています。

その意味では、日本の指導者も生徒も、常に創意工夫を怠らないようにしないと、競技も伝統技法も空手は外国人に習うなんて時代になってしまうかもしれません。

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