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 審判を敵に回すこともある
2012年09月04日 (火) | 編集 |
空手には、人間性が現れます。性格がそのまま形に投影され、組手に出てきます。

私は、時々生徒に「審判を敵に回しているぞ!」と言う時があります。それは決して態度が悪いから審判に悪い印象を与えているということではないのです。

形でいえば、審判の呼吸と選手の呼吸が合うか合わないかと言う点です。これだけは目に見えないのですが、やはり審判というのは、見やすい形には良い印象を受け、見にくい形には印象を悪くします。

しかし、見やすい見にくいというのは、呼吸が合うか合わないかが大きな要因になっています。例えば、2名同時演武で、片方はすぐ終わってしまい、コートの外で立っている時に、もう片方の選手が間延びをした形をやっていたら、どんなに良い技でも審判は良い印象を持ちません。
では、そんな時にはサッサと早く終わらせればよいのかというとそうではなく、呼吸が合っていれば長い形でも集中力が切れずに見ることができるのです。


組手においても、審判はただ入った技をポイントか反則かを判定している機械ではなく、やはり人間なんです。戦っている両者の間合いや構えを観ています。こんな時、気をつけなければいけないのが、自分の間合いで攻めることが可能でありながら、なかなか攻めない選手には、審判はイライラし無意識のうちに相手に有利な判定をしがちです。

コート全体、いや会場も含めた試合空間全体の流れというものを感じることができれば、今は自分に有利な流れなのか、そうではないのかを感じることができます。

すると、自分に流れがある時に消極的だと、審判も相手の技に目が行くし、流れもいつの間にか相手に移ってしまいます。反対に、流れが相手にあるのに無理して攻めるとドンドンポイントを失ってゆきます。


ですから、自分に流れがある時に技を出せば、自分のポイントになる確率がアップしますが、そこでもたもたしていると、自分のポイントだと思っても、相手にポイントが行く場合が多くなるのです。


皮肉なことに、勝負というのはこういった目に見えないところで大きく左右されるものなのです。陸上競技のようにすべて距離や時間で判定されるのであればこんな心配はいらないのですが、人間が審判で勝敗を判定する場合は、このように敵に回さないことが重要です。

容姿(道着の着こなしや顔の表情)や試合態度等が大切なことは当然ですが、こういった呼吸を合わせる、空気を読むといった見えない部分、感じなければならない部分が、特に空手競技では重要だと思うのです。
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