突きの踏み込みは力士のように
2012年06月10日 (日) | 編集 |
私が、空手歴30数年の中で、いまだに理解できないのが、突く時になぜ足をドンと強く鳴らすのかということです。

未だに、このドンと鳴らすことは当たり前のように指導されており、むしろ音を立てない選手の方が少ないのですが、私は個人的にはこのドンドンは無駄だと思っています。


なぜならば、ドンドンと鳴らすことでリズムが単調になり、踏み込んだところでしか突きが決まらない、つまり点でしか突きが決まりません。また、突きの距離も短くなりいずれかかと・膝・腰を痛めるでしょう。

唯一の利点としては、審判にアピールできることですが、選手が音でアピールすることで、審判の技術を落としてしまうという、審判の立場から言えばマイナスに作用しているように感じます。

ドンドン踏み込むことで、単調なリズム・短い距離・単純な技・効かない突き・音が出ることで審判が楽な状況を作り出します。

すると、国際大会では、技を見落としやすくなるのです。


良い選手が良い審判を育て、良い審判が良い選手を育てる。ニワトリと卵の関係と同じで、どっちが先かはさほど重要ではないのです。要は、双方共に良くなければいけないということです。




さて、では踏み込みは必要ないのでしょうか?
私は、必要だと思います。しかし、踏み込みとは床を強く鳴らすことではなく、力士が四股を踏むようなものだと思うのです。

しっかりと着地をした足に体重を乗せるには、強くドンと足を鳴らすよりもソフトランディングで身体全体を沈ませるような感じではないかと。


感覚がわからない人は、四股を踏んでみれば分かります。ぜひやってみてください。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック