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 勝たせない勇気
2012年08月31日 (金) | 編集 |
今は、小学生から全少があり、中学生になれば全中・はまなす杯があり、高校になれば高校選抜・インターハイがあり、空手競技に関わっている限り、休む暇がありません。

不本意な負け方をすればあれこれ言われ、勝てば次も勝てるかどうか不安になる。喜びなんて、ほんの一瞬かもしれません。

ましてや、小学生の頃から県のトップとして君臨でもすれば、常に勝つことを義務付けられ、ものすごいプレッシャーの中で子供は戦わなければなりません。
そういうプレッシャーを楽しめる子がいます。しかし、大多数の子供は、勝つことでさらに自分を追い込む結果になるかもしれません。

自分は、選手としてトップを目指していると明確に動機づけができていれば良いのですが、そういう子はむしろ少ないと思います。


私の生徒も全少で優勝した子や3位以内に入っている子が数名いますが、連覇を狙わせたり昨年以上の成績を目標にすることはしません。優勝した子には、「来年の目標は全少に出ること」と言っています。
子供の時にいくら連覇しても、今勝つことに執着すると将来の貯金ができません。つまり、「今勝つ」練習と、「将来勝つ」練習は違うのです。


私は、指導者は「勝たせない勇気」も時に必要ではないかと思っています。あくまでも、大人になっても空手を続けてもらいたい。大人になって勝ってもらいたいと思えば、小中学生の時に必死になって勝たせるよりは、基本をしっかりと熟成させる方が生徒にとってはいいのかなと思います。

もちろん、今勝った子が悪いということではありません。頑張ったから勝つことができたわけです。それはそれで凄いことだし、何千人か何万人か分かりませんが、同学年の頂点に立つということは偉大なことです。

しかし、どうせなら大人になっても頂点を目指す選手であってほしいと思います。それには、小学生のうちはいろいろな情報を身体に覚えさせ、応用力や調整力等、様々なことを覚える時期なのです。
競技に勝つことよりももっと大切なことがあるはずです。ならば、指導者は勝たせない勇気を持って指導に当たる覚悟も必要ではないかと思います。
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