成長の跡
2012年08月21日 (火) | 編集 |
先週末は、私が所属する会の全国大会でした。2日間にわたり熱戦が繰り広げられました。

大会が2日に渡ると、1日目に調子の出ない選手が2日目にはものすごい大活躍をしてしまうこともありますし、1日目に絶好調でも2日目に調子がガタッと落ちる選手もいます。
本当に一晩寝ると調子が全然変わってしまいますね。

また、午前中に最高のパフォーマンスを発揮したのに、午後はまったく緊張してしまい、ガタガタになってしまう者もいる。
逆に1日目と2日目の午前中までは全然ダメだったのに、午後になって俄然頑張る子もいる。

大人でも難しい自己管理を、子供の頃から必要とされるのですから大変です。

当会の全国大会は、小中学生のレベルがものすごく高いので、初戦から強い相手と戦うことになります。都道府県レベルの試合と違うのはこの点です。
中途半端な気持ちで出ている生徒は、早々と姿を消してしまいます。
エンジンのかかりが遅いと、強豪選手も初戦で敗退ということも十分にあり得ます。


どうも、当道場の生徒たちは良い子が多いので、大人しいなといつも感じています。形がうまいのに気持ちが戦っていない。組手はきれいにポイントを取ろうとしすぎて前に出れない。
応援でも、もっと声が出るのではないかと思う時があります。かえって保護者の声の方がアリーナにいて良く聞こえる。


勝負は、時の運もあります。ですから、勝ったから良い、負けたからダメと単純にはいうことはできません。あくまでも現在の自分のレベルと環境で、実力を十分に発揮出来たかどうかが重要です。

ですから、表彰台に上がってトロフィーをもらっても叱られる場合もあれば、1回戦で負けても誉められる子もいます。

私がもっとも叱るのは、技で勝って気持ちで負けた試合をした子です。反対に最も誉めるのは、技で負けても気持ちで勝った試合をした子です。


今回は、数名の選手が満点をあげられるような素晴らしい試合をしました。そういう試合ができる子が出ると、道場のレベルがいっきに上がるのです。

大会が2日間になると、子供の成長がよく分かります。ほとんどの選手が精神的に逞しくなっていました。
これほどの緊張状態を2日間続けることは大変ですが、目に見えて成長の跡がわかれば、指導者も親も試合に出して良かったと思うでしょう。


重要なのは、この緊張感の中で素晴らしい試合をした気持ちを、そのまま練習に持ち込んでもらいたいということです。
今週は、週末に全少と全中が行われます。
当道場からは、9名の選手が全国レベルの戦いに挑むわけですが、試合の結果そのものよりも試合の後にどれだけ成長した姿を見せてくれるかが楽しみです。
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