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 構えの比較
2012年07月13日 (金) | 編集 |
今日は、構えについて書いてみましょう。日本の構え方は、正眼の構えを基に作られているのが一般的ではないかと思います。

対して、海外の選手はほとんどが真横に構えます。

この構えの違いの理由は、身体操作の違い・戦術等、一言で言うのは難しいのですが、1点だけ確実なことがあります。

それは、日本人の構えは自分の身体の前に両手を置くのに対し、海外の多くの選手の構えは、前腕の後ろに自分の身体を隠すように構えることです。

いわば、「前腕を盾として身を守り、後ろの拳は盾の後ろで槍を隠し持つように」こんな例えでしょうか。

この真横に構える方法は、肩甲骨が寄っていて背筋が伸び、股関節の外旋がスムーズに行われるので、蹴りが出しやすいのです。
ですから、構えの差によって蹴りが多様化するという効果があるのです。

加えて、真横に構えて腰を切って攻撃するスタイルは、同じところに立っても真横に構えた方が相手の突きは届きません。しかし、こちらの攻撃は届くのです。

よく、海外の選手は間合いが遠いと言われますが、映像を観ると日本人とそれほど違いません。しかし、実際に立ち会ってみると確かに遠く感じます。こちらの突きが届かなくても、相手の突きは簡単に届くのです。

これを、手足が長いから外国人の突きは届くんだなんてことも永年言われてきましたが、実際は今の日本の選手の体格は、同じ体重ならば欧米の選手に手足の長さは劣っていません。

理由はこの構えの違いなのです。真横に構えることで、相手からは遠く自分からは近いという、間合いのマジックを使っているのです。

日本人だって、海外で空手をやっていれば、簡単にこのようなスタイルが身につきます。だから、多少の身体的な特徴もあるでしょうが、まだまだ海外との交流が少ないことで、「明らかに異なる発展形態」をとっているにも関わらず、その違いを明確に認識できないのでしょう。

私は、決して海外のスタイルを真似するというわけではなく、現在のルールでは真横に構えた方が有利になるので、日本も徐々にそのようになっていくのではないかと予想しています。


そう、決して真似ではないのです。日本の武道にも撞木立ちといって、一直線上に足を置いて真横に近い構えがあるのです。私は、後屈立ちも猫足立も撞木なのではないかと考えます。

だから、空手本来の技を研究すると、海外のスタイルもよく理解できると思います。
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この記事へのコメント
組手の構え
フィリピンでも真横に構えるよう教えられます。

その理由は、正面を向いてしまうと相手の突きが当たるエリアがお腹全体と広くなってしまうのに対し、横を向けば横の部分だけになりますし、そのお腹の横の部分も前の腕でガードもしているので相手の突きが入りにくくなる、、、と教わっていました。

更に、正面を向いての逆突きは腰があまり回転できませんが、横を向いていれば思いっきり腰をひねって威力のある逆突きができるからでもあるそうです。
逆突きはそこから逆半身の状態まで腰をひねるようにとも言われます。
それによってより手が遠くに届くし、そこから思いっきり手を引けばアクションが大きくなってポイントを入れてもらえやすくなります。
同時に突きが入っても、引き手の引きが速い方が早く突きが入ったと思ってもらえる、とも言われました。

そして、構えに戻りますが、後ろの手も防御の為にお腹の前に置いておきなさい、ともよく言われます。

フットワークについては、何故かフィリピンでは重心を低く、、、とは一度も言われたことがありません。
自分で低くしている子もいれば、重心を下げずにやっている子もいますが注意しません。
いいのか悪いのか分かりませんが、自分のやりやすいやり方で良いと思っているのかもしれません。
2012/07/13(Fri) 09:18 | URL  | さちこ #-[ 編集]
私が指導していた80年代後半から90年代中盤でも、構えは同じように指導していたし、低く構える選手もいれば、高い選手もいましたが、「こうしろ!」と言ったことはありません。
抑えるところさえしっかりとやっていれば、あとは個人のやりたいようにすれば良いと思っていました。
本文に書いた、盾と槍の例えは、後ろ手が盾になれば前手が槍になる。そのような関係です。
しかし、時には両手とも盾になることもあります。
2012/07/13(Fri) 10:09 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
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