スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 組手はコミュニケーションだ!
2012年07月11日 (水) | 編集 |
当会には、形分解組手というものがあります。形をパートナーと共に決められた攻防を行うものですが、これがやってみると結構バカにできないのです。
形の意味を知ることにも役立ちますし、掴んだり組んだりするので相手の力の方向がわかります。加えて、私は何よりも相手とのコミュニケーションを取る最高の手段だと思っています。

これをやってみると社交性のある者は、距離とタイミングの取り方が上手です。普段友達と遊んでいない、また家族との会話の少ない生徒は、どうしても相手との間が合いません。
逆に、友達が多く家族との会話が多い生徒は、空手の実力はともかく誰が相手でもそれなりにできてしまいます。


これは、約束組手でも言えることで、なぜか誰とやっても間が合わず、何度もやり直しをしたり、酷い時は相手が突く前に受けてしまったりと、まるでコントでもやっているかのようにタイミングが合わない生徒がいます。


対人との約束事を行ってみると、やりにくい相手とやり易い相手がいることがわかります。これも相手の呼吸が読めるか読めないかが大きくかかわっているのでしょう。


生徒一人一人を観察していると、カウンターでの失点が多い者は、対人相手の約束事が苦手のようです。カウンターをもらう子は、自分本位の組手を行っているから、相手も攻撃してくるということを分かっていない。何度食らっても、なぜ合わせられたのかわからないから、さらにカウンターを食らい続ける結果になります。

こういう約束事が上手な生徒は、組手の試合でも間を盗まれることはありませんね。

生徒の傾向は、小さい子を相手にした時も顕著にでます。コミュニケ―ションがうまく取れる生徒は、小さな子を相手にしても相手の良さをうまく引き出せるし、さまざまなタイミングで技を出していますが、人とのコミュニケーションが苦手な生徒は、どうしてもワンパターンの攻防になってしまいます。


特に、最近は形は習っても意味を知らない。いわゆる競技のための形になっている。組手も地稽古ではなく、最初から競技のルールで行うことが多くなり、ますます性格の欠点が組手に出てしまう生徒が増えているように思います。

確かに、私も予め決められた技しか出せない約束組手はつまらなくて嫌いでした。でも、今になって思うのは、こういう昔ながらの稽古って、結局は上達には欠かせないものだったのだということです。

つまらない稽古は、今の子供たちにそのままさせてもつまらなくて集中できないでしょう。

そこは、指導者のアイデアで飽きないように、どのように興味を持たせるかが腕の見せ所だと思います。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。