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 続・天才の作り方
2012年07月07日 (土) | 編集 |
昨日に引き続き、天才をどのように作るかということを述べてみたいと思います。

まず、私が常々思っているのは、子供の練習メニューと大人の練習メニューの内容は異なるものでなければならず、決して子供に大人のメニューを押しつけてはいけないということです。
過度の負荷をかける補助運動はもとより、基本や形・組手でさえも、子供には子供のためのメニューを考えるべきだと思います。

例えば、小さな頃は空手の練習以外のメニューを増やし、さまざまな動きを覚えさせて脳の神経回路の構築を念頭に入れてメニューを組むべきでしょう。

そして、神経系が完成される小学生中学年から高学年くらいに基本を徹底して身体に染み込ませるべきです。ここで、競技のための形をひたすら回数をこなしたり、試合形式の組手を中心にメニューを組んでしまうと、動きの引き出しが限定されてしまい、その後の伸びしろを無くす結果になるでしょう。

例えば、世界では相手が突いてきたところを後ろ跳び回し蹴りのカウンターを完璧なコントロールで決める選手がいます。日本の選手がこのような大技を出すことが少ないのは、リスクを負っての大技を戒める国民性もあると思いますが、子供の頃に多用な動きを身に付けていないがために、神経回路が構築されておらず、大人になって覚えたくても覚えられないのが一番の原因ではないかと思います。

また、中段逆突き一つとっても、多様な動きを幼少の頃に身に付けておくと、いつも距離とタイミングが同じではなく、相手の動きに応じて突いている途中にタイミングを変えることも可能になります。例えば、相手に受けられると感じたら、手を一瞬先に飛ばしたり、その反対に一人時間差のように突きを遅れて出したりと、さまざまなタイミングで突くことができるようになります。

いわゆる、筋肉を細かに使うことができるわけです。



私は、小さな子供に一流選手の形や組手を真似させたりするのは、必ずしも良いことだとは思いません。子供には、子供の形があり子供の組手があります。
やけに大人びた形をする子供を時折見かけますが、少々将来が不安になってしまいます。

例えば、小学生の頃から高校などに稽古に行くと、同年代の子には負けなくなります。ところが、年齢が行くにつれて周りの子に追いつかれ、高校に上がる頃には普通の選手になっている例などは、小学生でやるべきことを怠って、高校生の技術を学んでしまったということです。



また、良い指導者は生徒をほったらかしておくのが上手です。あれこれ細かく指導しすぎてしまうと子供にとっては、自分で考えなくても言うことさえ聞いていれば勝ててしまうので、以後考える習慣が無くなってしまいます。


最後に、海外の道場は子供の指導をどのようにしているかを書きます。海外の多くの道場は、小さな子供に対しほとんど空手は指導していません。まともな空手の時間よりも、さまざまな体操やゲーム形式を取り入れ、最後に少しだけ空手の基本をやっておしまいです。
ですから、小さいうちはなかなか空手を覚えません。練習の絶対量が少ないのですから当然です。

しかし、小さなうちに様々な動きを身に付けておくことで、高校生くらいになると、急速に技術が上達してきます。

この点で、海外のほうが天才が育ちやすい環境にあるのではないかと思うのです。
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