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 「やっているつもり」が一番危険
2017年02月20日 (月) | 編集 |
このタイトルに関しては、何度も書いてきました。

毎回練習に参加しているのに、全く上達しない生徒。参加すれば参加するだけ上達する生徒。試合で同じ過ちをおかさない生徒。何度も同じ過ちで負け続けている生徒。

観察しているとこれらの生徒の間には致命的な相違があります。練習量は同じでも、来たら来ただけ学んで帰る生徒。その場ではできるけれど言わないと二度とそれをやらない生徒。
1日の成果はほとんど目に見えません。でも、それを1年も続けていると越えられないほどの差となって表れるのです。

私の指導方法は、空手そのものの稽古は、全く疲れません。ガンガンやらせることをしないからです。ほとんどが意識付けのために時間を費やします。例えば、小学生のうちから実戦感覚を磨き、練習試合を毎週のように行えば、県レベルで勝つことは可能ですし、全少・全中レベルでも優勝できると思います。
しかし、ガンガン相手をやり合って強くなればなるほど、負けの要素も大きくなっていくものです。つまり、自分の動きや作戦に癖や偏りがでてきます。

癖や偏りを出さずにいかに上達させるか?これは、正確な動きや柔軟な思考を常に脳みそに意識させて稽古することだと思います。
この時に、「自分ではやっているつもり」と思う気持ちが、上達を最も妨げるものです。やっていないのにやったつもりになっている。だから、いつまでも同じ過ちを繰り返す。

日頃の私の口癖は、「まずは、言われたとおりにやりなさい。」「大事なところは声を大きくしてはっきりと言うから、そこだけは特に徹底して気を付けなさい。」「全部完璧にできなくてもいい。まずは順番どおりに覚える。大事なところだけを特に気をつけること。」というものです。

生徒ひとりひとりへのアドバイスも、その生徒が今、最も気を付けなければいけないことを何度も繰り返し言っています。他はできなくても良いのです。課題を与えられたり、注意されたことだけを徹底して直そうとすれば、必ず指導者には伝わるのです。そして、必ず結果につながるのです。

常に自身に課題を与えて稽古している生徒。これは確実に伸びていきます。やっているつもりになって、全くやっていない生徒。これが問題です。ではどうすればやっているとみんなにわかってもらえるのか?
簡単です!10㎝短いと言われたら、30㎝長く突けば良い。声が小さいと言われたら、3倍大きな声をうるさいといわれるまで出せば良い。後ろに下がるなと言われたら、前に出続けて1㎜でも後ろに下がらなければ良いのです。

カウンターでばかり失点している。カウンターを食らうなと言われたら、相手の攻撃を常に念頭において、カウンターを食らったら今月のお小遣いはゼロでも良いという気もちでやれば良いのです。

自分では「やりすぎかな」と思うくらいが、他人から見てちょうど良いのです。


言われれば言われるほどやる気がなくなる生徒。これは指導も一番難しいですね。逆に打てば響くような生徒は、指導がしやすいです。

実は、私は今、今年5回目の海外指導に来ています。どの国に行っても、レベルは日本が一番高いです。しかし、一番教えにくいのが日本人です。海外の選手たちは、教えたら話を聞いていて正確にやってくれます。できない選手がいても周囲がすぐに教えてあげるので、私は1回言えばおしまいです。
しかし、日本では10人間違っていたら、10回教えなければならない。手を変え品を変え、工夫しなければ覚えてくれない。

日本人の子供をちゃんと教えることができたら、世界中どこに行っても空手の指導は簡単ではないかと思います。
その意味では、日本で指導者としての修行をしているようなものですから、子供たちには感謝しなければいけないですね。
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