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 ぬめりで動く
2016年06月20日 (月) | 編集 |
私は、以前から組手の構えは真横の方が良いと主張してきました。距離的優位性、力学的優位性から真横を奨励しているものです。

しかし、いつも強調するのは「現時点では、真横の方が良い。」ということです。ということは、将来はまたどうなるか分からないということです。もしかしたら、数十年後には半身の構えの方が再び主流になっているかもしれないのです。

ある日突然、私がJKFanで「構えは半身で!」なんて記事を書くかもしれません。

やはり、筋肉で動いているうちは、真横に構える方が優位性は動かないでしょう。しかし、将来空手の技術がもっと深く研究され、呼吸や姿勢の重要性がわかって来て、丹田の使い方が武術本来のものに近づいてくると、また構えは変わってくると思うし、そうならなければ空手の進化はありえないと思っています。

ひとつのテーマとして、筋肉で動くのではなく、内臓で動くことができれば、スピードやパワーは今以上に増してくるはずです。例えば、相手に対して撃ちこむための前進運動ですが、「後ろ足で強く蹴れ!」というのは筋肉レベル。「重心移動で前進しろ」というのは、その上のレベルだと思います。


この重心移動を脚関節の抜きで行うことは、再三にわたり書いてきました。私が強調しているのは、抜きによる重心移動と伸張反射を伴う床反力で身体を飛ばすことです。
この動きをさらに発展させると、内臓のぬめりによる重心移動が加わってきます。

「ぬめり」という言葉には、あまり馴染みがないと思います。内臓は各々粘膜で覆われ、身体を曲げたりねじったりしても傷がつかないようになっています。腹をへこましたりふくらましたりするだけでも、内臓は大きく移動します。

これをどうのように動きに応用するのかというと、横隔膜と肛門の締め、骨盤の前傾等で内臓を急激に前方にぬめらせると、重心はいっきに前方に移動します。その移動を利用して前進すると、床を蹴っているというよりも、身体が勝手に飛んでいくような感覚があります。上体が後ろから突き飛ばされたように飛んで行って、足がそれに伴ってついてくるような感覚です。

ですから、関節の可動域を広げ、筋力を上げることはもちろんですが、さらなる技術を極めるには、内臓の柔軟性と、あらゆる方向に自由に内臓をぬめらせる研究も、今後進めていってほしいと思っています。

空手の練習メニューに、腹踊りを取り入れる日も近いかもしれません。
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