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 小学生のうちに何をすべきか?
2012年07月05日 (木) | 編集 |
現在は、小学生は全少に代表される全国規模の大きな大会が開催され、関東では7月1日に第1回の関東少年少女空手道選手権大会が開催されました。

さて、ここで誤解されないよう注意して、私の本心を書かなければなりません。

まず、小学生の頃から全国規模の大会で技を競い合うことは、身近な目標ができて自身の励みとなるでしょう。

しかし、子供にとって今、勝つことを追求することが必ずしも将来のためになるかどうか?これを指導者と保護者は心して考えてゆかなければなりません。


海外では、よほどの英才教育をしない限り、または社会主義諸国でのオリンピック競技でない限り、ひとつの競技をそれも本格的に厳しく行うことはありません。

人間は、9才から12才の期間に神経系が最も発展し、ほぼ完成します。その間に限られた情報しか与えなければ、発達が制限されると言われています。

私が、知っている欧米の空手道場は、小学生の時は厳しく指導はせず、その代わり様々な動きやゲームをさせていました。そして、毎日のように稽古を子供にさせる道場はありませんでした。

空手の稽古も、基本ー形ー分解ー古武道とバラエティに富み、自由組手は極端に少ないのです。
空手以外にもクロストレーニングで様々な競技を経験し、空手もバラエティに富んだ稽古内容です。
また、稽古に入る前の体操や補強運動が長いのです。


ですから、欧米の選手は、小中学生の時は競技レベルは高くありませんが、高校くらいから急速にレベルが上がってきます。
競技が増え、全日本規模の大会や国際大会が増えるのは良いのですが、やはり子供のうちは楽しんでやらせることが第一で、競技結果は二の次で良いのではないかと思います。

指導者は、成績を残したいために必死に勝たせようとしがちですが、勝たせない勇気も時には必要ではないかと思います。

今勝ちたいのか?
五年後に勝ちたいのか?
十年後に勝ちたいのか?

どこで勝ちたいかで、指導方法は大幅に変わってきます。今勝つことが悪いわけではないのですが、今だけ勝てるのであれば、子供は先々苦労します。

ですから、子供のうちから競技に偏ることなく、バランスを考慮した稽古メニューを作成する必要が指導者にはあるでしょう。

私自身も、「勝たせたいけど勝たせない」というジレンマの中で指導しています。

一時期のみ頂点に立つ人間よりも、一生空手に関わる人間を作りたい。
多くの指導者はこのように考えているのではないかと思います。
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