来日ラッシュ
2015年09月01日 (火) | 編集 |
今、日本に外国人観光客が大挙して押し寄せてきています。観光客だけでなく、我が道場にもこの夏、大勢の外国人の客人が来てくれました。

最初に来たのは、アメリカと韓国の選手団です。道場に50人余りが寝泊まりしました。そして今日まで、タイチームがAKF前に1週間当道場で合宿を張ったわけですが、タイ人のマナーには特に感心しました。

自分の生徒たちもそうですが、親から離れ集団で生活してみるとその人間の本質がよくわかります。慣れない環境で、知らない仲の50人が集団で生活したわけですから、少しはわがままが出てきそうなものでしたが、意外とみんなしっかりしていた。小学生から一般まで参加者が幅広くいましたが、若いというのは凄いものです。環境にすぐ慣れてしまいます。食事も自分たちで食べに行くし、銭湯にも喜んで行った。手間が全くかかりませんでした。

タイの選手たちも成田についてから、自分たちで電車と高速バスを乗り継いで愛知まで来てくれました。バンコックからは丸1日の長旅でしたが、疲れているそぶりを全く見せませんでした。

そして、みんな道場をきれいに使ってくれました。大きく体調を崩す生徒もなく、無事に夏休みが終了しました。

そんな中、海外の選手と日本の選手について気づいた点がいくつかあります。まずは、今回来日したアメリカの選手たちの学習能力の高さです。覚えるのがとにかく早い。英語で説明しなくても、ジェスチャーを加えた日本語ですぐ理解してしまう。

面白かったのが、東京での合宿でした。愛知での当道場での合宿の後、東京に場所を移して2回目の合宿を行い、フィリピンからも参加者が加わり、国ごとにあるルールでの鬼ごっこをさせました。3人の鬼があるルールの下、残りの全員を捕まえるものでしたが、まずは、アメリカの生徒たちはすぐに主旨を理解して、鬼同士が協力して次々に時間内に捕まえることができた。日本チームの鬼と韓国チームの鬼は、ひたすらそれぞれが目の前の人間を追いかけるだけで、時間内に全員を捕まえることができなかった。フィリピン人の子たちは最年少にも関わらず、すぐにルールを理解して相手を追い詰めて時間内に全員を捕まえました。

何度、「チームワークで相手を追い詰めなさい!」と言っても、ひたすら目の前の人間を追いかけて息を切らしていたのは日本人でした。この子たちがもし同じ環境で空手をやっていたら、日本人の子は間違いなくアメリカやフィリピンの子には適わなくなるでしょう。

特に目立ったのは、アメリカのある選手です。鬼が来る方向をあらかじめ予測して、先に先にと動くので全力で走る必要が全くなかった。開始前に鬼の位置と他の逃げる人間の位置関係を計算し、自分の周りには常に人のいない状態を作り出し、鬼が複数の方向から来ても、逃げる道を事前に探っていました。

日本人でも大学を卒業し好きなだけ練習する時間も無くなり、練習相手もなかなか探せない環境で、むしろ大学時代よりも強くなる選手がいますが、やはり考える習慣、効率的に物事を行う習慣というものがどれほど大切かがわかりますね。

ただ、日本人がすべて劣っているわけではないのです。集中力の持続は日本の子は素晴らしかったです。長い時間でも集中して稽古ができました。

そして、先週から今日までタイチームの練習を観ていましたが、調整がとても上手な印象を受けました。大会直前での技の確認に主を置き、ウォームアップとクールダウンにフルに時間をかけ、実際に組手をしたのはほんの数十分でした。
やはり、オリンピックが視野に入ってきた空手は、日本も含め世界各国どこも進化を遂げています。

夏は、インターハイ、全少、全中と、大きなイベントが続きましたが、このような国際交流もせっかく学校が休みの期間ですから今後も行ってゆきたいと思います。

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アメリカ・韓国からの選手たちと。

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ウェルカムパーティーの一コマ

ジュニアニッポン
東京に場所を移し、Jr.NIPPON強化合宿にフィリピンとスコットランドからの参加者も合流

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タイチームと。(ネコも一緒)

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キキ
そして、締めはネコの写真で。




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