自立度と空間把握の関連性
2012年06月06日 (水) | 編集 |
子供の自立度は、整列の時にわかります。他人に対して依存度の高い子は、間合いが近いのです。前の人を蹴飛ばすような背中のすぐ後ろに立ったり、隣の人とぶつかりそうになっていたり。
注意をすると離れるのですが、次にまた同じ間合いを取ってしまいます。おそらく、空間としての間合いよりも、精神的な間合いが優先されているのではないかと思います。
良い道場は整列が早くてキレイです。
指導者がうまく生徒の自立を促して空間を俯瞰(ふかん)で感じ取り、全体の中の自分の位置を正確に認識しているのでしょう。

俯瞰(ふかん)といえば、空間を自分の目からみた映像ではなく、感覚で感じ取れる人間がいます。つまり、もうひとりの自分の目が離れた所から空間全体を見ている状態とでもいいますか。
そういう選手は、絶対に場外に出ないのです。頭の後ろにも目があるごとく、ラインぎりぎりで回り込むことができてしまいます。

ところで、俯瞰で間を感じ取れるとどうなるかわかりますか?
基本的には、相手と自分の距離は変わりません。自分から相手が遠ければ、相手からも自分は遠いものです。そうなると、身長の高い者が絶対的に有利になります。
しかし、ほんの数センチだけ左右にずれることで、相手の手数が激減しこちらの攻撃に反応できなくなるなんていうことが現実に起こります。
時には片足だけ数センチ左右にずらすこともありますが、位置取りを数センチ変えるだけで、相手が何もできなくなる。
位置取りは相手と自分の相対関係であり、やはり俯瞰で感じることができれば圧倒的に有利になると思います。
空手の面白さってこういう部分にあると思うのです。

感覚が分からない人にはチンプンカンプンでしょうが、右脳を鍛えるとこの感覚がよく理解できるのではないかと思うのです。

あれ? 当初は子供の自立度は整列でわかることだけ書く予定でしたが、「俯瞰」が出た瞬間に私の脳のスイッチが入って、余計なことを書いてしまいました。
このトピックについては後日ゆっくり書いてみようと思います。
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