反省とは?
2015年01月19日 (月) | 編集 |
人間って、なかなか反省出来ないものです。私自身もそうです。

そもそも反省とは何でしょうか?ウィキペディアからそのままコピペしてみます。

反省(はんせい、英: reflection)とは、一般的には自分がしてきた行動や発言に関して振り返り、それについて何らかの評価を下すこと、あるいは自分の行動や言動の良くなかった点を意識しそれを改めようと心がけること。あるいは自己の心理状態を振り返り意識されたものにすること。

自分が正しいと思ったとき人は反省しない。軽い気持ちかもしれないが、 人にはそういう紛争の種が潜んでいはしないか。放っておくと危険だろう。

ジョン・ロックは反省を、外的対象に向けられる感覚に対して、意識の働きに向けられた内的感覚と考えた(ジョン・ロック#認識論を参照)。

哲学史において、アリストテレスは感覚を五感に制限して内的感覚を否定したが、プラトンは、「精神の目」を認めていた。カントは、これを「内的直観」と呼び、ヘーゲルは反省を、相関的な関係を持った二つのものの間にある相互的反射関係を示すために用いた。

「振り返って考えることのほかに、過去の自分の言動や行動、考え方に対して、その過去から現在までに得た知識・情報を元に過去の自分のありかたを鑑み、将来に渡って、悔い改め改善しようとする気持ち、これがなければ人間的成長はない。[要出典]」



なぜ、冒頭からこんなネガティブな書き方になったのかというと、指導者として悪いところは生徒に反省させなければいけないのですが、反省の仕方が分からない子が多いのです。
例えば、試合での敗因を漠然としか理解できていない生徒がどんなに反省しているつもりでも次もおそらく同じ負け方をしてしまいます。なぜならば、具体的な解決方法が分からないからです。

例えば、敗因を「気持ちが弱いからです。もっと気持ちを強くしたいです。」と言った生徒が、果たして気持ちを強くする方法をわかっているか?
気持ちが弱いということは、まずどのように弱いかを自分で理解しなければなりません。弱気になるまたは守りに入る、過度の緊張を伴う、集中できない、等。いったい自分はどういうふうに気持ちが弱いのか?それを十把一絡げに気持ちが弱いから強くしたいと言っても、効果はありません。

また、技術的にカウンターを取られて負けるパターンの生徒は、試合の時だけカウンターを気を付けていて、果たして取られないようになるのか?練習の時は、自分の間合いとタイミングで良い具合に攻め込んでいてきれいにポイントになっていても、試合という緊張と集中がMAXの状態の時に、果たして練習の時のように自分の間合いが取れて自分のタイミングでポイントを取ることができるのか?

何度も同じパターンで負けている者は、反省の仕方がピントがずれていて反省できていない者がほとんどです。だから、解決方法が分からずにただ一所懸命に頑張るだけ。解決方法が分からないからまた同じパターンで負けてますます自信を失っていく。そんな生徒も少なからずいます。

人間には、思考パターンがあり、行動パターンがあります。実は、昨日の大会である先生との会話です。ある選手が派手に技を極めて圧倒的に勝ち上がっていました。ある先生が「○○君絶好調ですね。行けるんじゃないですか?」というので、私は、「いくら派手な技を極めて勝っても、それは彼がいつもやっていることで、問題はもう少し強い相手にどうするかですから、まだ何とも言えません。」と答えましたが、やはり途中でいつもの負けパターンで上位に行くことはできませんでした。

反面、昨日優勝したうちの道場生のほとんどは、自分の負けパターンに陥らないように工夫を凝らしていたのは大きな成果です。
ある生徒は、緒戦から決勝戦まで無失点で優勝しました。うまく相手の間合いを殺し、プレッシャーをかけながら自分がいつも先に攻めて先制点を奪い、その後も終始自分のペースで戦っていました。緒戦でできることを全部試し、準決勝・決勝は、相手のパターンを読んでいて自分の調子も把握しており、勝利の方程式どおりにガンガン行ってストレート勝ちという理想的な展開で優勝してくれました。
このような形での勝利は、後輩たちに良い模範となるものです。

また、同じパターンで負ける生徒の思考パターンは、「やっているつもりになっている」というものです。自分ではやっているつもりになっている、でも実際には徹底してやろうとしないから何の効果もない。次もなんとなくやっている。中途半端だからまた同じパターンで負けるという繰り返しです。

自分を変えるのは、並大抵のことではありません。技術を身に付けるのはさほど難しいことではないのです。最も難しいのは、自分を変えることです。思考パターン、行動パターンを変える。これはそれこそ徹底して意識して実行しないとできないことです。
難しいのは、勝負の行方は表面的な体格、体力、技術よりも、思考や行動の癖によるところが大きいというところではないでしょうか?

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック