伸びる選手 、伸びない選手
2012年07月02日 (月) | 編集 |
 私がこれまで、何千人か何万人か数え切れないほどの生徒を指導してきた中で、王者となった生徒に共通する点があったので、それについて書いてみたいと思います。

 必ずと言って良いほど、王者となった生徒は記憶力が良いのです。

 大会の反省会で、自分の試合の流れを克明に覚えており、初対戦の選手の名前もちゃんと記憶しています。自分に勝った相手がどこまで勝ち進んだかも試合をしっかりと観ているので、言うことができます。
 また、一度負けても相手に対して苦手意識を持たず、2度目の対戦で勝つことができるのも特徴です。


 性格的には、恐ろしいほど気が強いというのも共通点ですね。やはり勝負事というのは守りに入ったら勝てません。そして、気が弱い子は負けた相手に苦手意識が芽生えてしまいますが、気の強い子は再戦を望み、執念で追いまわします。

 加えて、先月の記事でも書きましたが、組手の選手は瞬きが極端に少ないので、目を見ればある程度の器を知ることができます。

 最後になりますが、当たり前のことを言わせてもらえば、「努力に勝る天才なし」というのが結論でしょう。他人と同じ量の練習では、他人を引き離すことはできない。長い目で見れば、やはりここに行きついてしまいます。

 反対に、期待されながらいつも今一歩のところで負けてしまう生徒は、これらの反対の特徴があるということです。


 当たり前のことをいくら言っても面白くありません。この中で一つだけ強調するとすれば、やはり私は記憶力を挙げたいと思います。
 自分の試合を克明に記憶しているかいないか、これだけでも選手の資質を見るのに十分のような気がします。


 私は、試合後の反省会で試合のスコアを全部順番通りに言わせ、対戦相手の名前、その試合で自分に勝った相手ならば、どこまで勝ち進んだかも訊くことにしています。
 面白いことに、期待されながら負けてしまう選手にこれらを訊いても、答えることができないのです。


 また、試合前でも勝てる選手かどうかがある程度わかります。勝つ選手は、トーナメント表が事前に配布されていれば、自分で見て相手を予想し、シミュレーションを立てておきます。当日までわからなければ、朝一番にパンフレットを確認します。
 全く相手のデータがわからなければ、何試合勝てば優勝なのか?また、試合時間とポイントは等、ルールをしっかりと確認しておきます。

 最近は、子供の分を調べて対戦相手を予想し作戦を与えている親が多くなっていますが、私はそれは子供の将来の芽をを摘む結果になると思っています。

 これらは、自分でやらなければ何の役にも立たないのです。勝ちたいから自分がやる。親が勝たせたいからといって子供のためにリサーチをしたら、子供は考える必要はありません。自分で勝とうという意欲も湧いてきません。

 この辺りは強制してできるものではなく、やはり家庭環境が大きく左右されるのではないでしょうか?
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