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 構えと間合いが8割
2014年05月19日 (月) | 編集 |
勝負は、構えと間合いで8割方決まります。

といっても、チンプンカンプンではないかということは分かっています。でも、本当なんです。昨日(18日)某県のインターハイ予選を観てきました。
私は、試合を観ながら近くの人に解説をするので、ズットしゃべりっぱなしです。でも、話しているうちに状況が変化し、次から次に展開が代わって行き、言葉が追いつかないのが悩みです。

例えば、「勝負はじめ!」で両者が構えた瞬間に、その試合のおおまかな展開が分かります。両者の構え、間合い、リズムを見た瞬間に、両選手の動きが読めるので、以後の展開が8割方読めるのです。

また、試合の後半になれば、それまでの試合の流れから、負けている選手はこうすれば良い、勝っている選手はこうするべきだとハッキリと言うことができます。
今日思ったのは、どんな選手にでも勝てるとは言えないが、少なくとも実力に劣る選手でも互角の勝負には持って行けるということでした。

まず、構えた瞬間のチェックポイントとがあるのです。「この構えの選手はこうなると強いが、こうすると何もできない。」
技を出す前に、構えと立ち方を見ただけで、その選手の傾向が分かります。

たぶん、他人に教える時は、こういう選手はこんな傾向があるというチェックポイントを解説していますが、他人に説明せずにひとりで観ている時には、一つ一つをチェックしているのではなく、その選手の身体意識を感じているのだと思います。身体意識を感じ取ることができれば、その人がどんな動きをするのか、感覚的に一瞬でわかります。

例えば、ある選手の立ち方を見ると、相手選手の立ち位置でポイントが入るか、逆に失点するのかが分かります。ただし、両者は絶えず動いているので、どちらに有利なポジショニングを取っているかは流動的です。

典型的な例を挙げると、

ある選手と戦う時に、相手がその選手の左(背中側)に動いた時はいつもポイントを取っている。しかし、右(相手選手のへその方)に移動した時は必ず失点している。

というような感じです。また、構えも、同じ選手でも微妙に手が内側に入ったり、開いたりすることで、上段で失点するか中段で失点するか、それとも失点をしないのかが分かります。

団体戦の決勝戦で、ある選手同士の戦いの時は、ポイントの取り合いになりましたが100%どちらがとるか当たりました。それは両者の立ち位置で分かったからです。「今は赤有利だ」といえば、赤が得点、「赤やばい」と言った1秒後に青が得点という具合です。

以前もこのブログに書いたと思いますが、位置取りというのは、自分から相手までの距離、いわゆる縦の間合いだけでなく、そこから左右どちらかに数センチ動く、いわゆる横の間合いがあります。

特に、横の間合い次第で、赤青どちらのポイントになるか、9割以上の確率で当てる事が出来ます。

いずれ、こういう部分をまとめて本にできれば良いと思います。これが分かると、すべてのポイントは偶然ではなく必然であると分かるでしょう。

それにしても、高校の空手はいいですね。
選手の頑張りで、指導者や保護者、その他の応援者全員を幸せな気分にすることができます。選手は自分の頑張りで周囲を幸せにすることができるということを忘れずに頑張ってほしいと思います。
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2014/05/30(Fri) 15:35 |   |  #[ 編集]
Re: カニ構え
> はじめまして。高校空手道部を指導している者です。先生のブログ、DVD、書籍拝見し、勉強させていただいてます。
>
> 質問ですが、真横に構えるカニ構えは空手道初心者に組み手を教える際から教えてもよいものですか?また、指導の手順など、コツがありましたら教えて下さい。
>
> これまで初心者に真横に構える方法をはじめに教えて成功した選手もいましたが、半身程度の構え、基立ちを慣らせてから教えた方がスムーズに技も出せたように思いました。
>
> 初心者の選手の構え方について、よい指導方法があれば教えて下さい。よろしくお願い致します。
2014/06/04(Wed) 22:36 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
コメントが遅くなり失礼しました。カニの構えを教える時期ですが、選手のタイプにより初めから教えた方が良いタイプと、股関節の外旋と肩甲骨の開閉が十分にできるようになってから徐々に真横にしていった方が良いタイプがあるように思います。

また、四股立ちが合わない選手には、私は半後屈立ちでの構えを指導します。ですから、やはり指導経験によって選手の特性を把握することが最も重要ではないかと思います。
ご期待通りの答えかどうかわかりませんが、私も生徒全員に同じことを指導しているわけではなく、型にはめるのは必要最低限にしています。
2014/06/09(Mon) 23:12 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
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