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 振り子で蹴る
2014年04月09日 (水) | 編集 |
突きは、素手の場合とグローブ着用の場合では突き方が異なります。これは、最近ではずいぶんと世の中に理解されてきましたね。

やはり、ルールが変わると技が変わってきます。空手に関してもしかりで、同じ空手でもWKFルール、防具付、直接打撃制では、「本当に同じ空手なの?」というくらいに技やスタイルが異なります。

さて、もう少し絞ってみて、我々が指導しているWKFルール内でのお話です。

WKF公認の同プロテクターですが、あれは私は蹴りに関して日本人に不利に作用するのではないかと思っています。なぜならば、公認の胴プロテクターは、身体をスッポリと覆うように作られており、身体を曲げにくいのです。
胴体の柔軟性を妨げるものを装着するのですから足は上がりにくくなります。

ならば、日本人も外国人も同じではないかと思うでしょう。ところが違うのです。ただし、正確には日本人に不利なのではなく、「今の日本のやり方では不利になる」というべきでしょうか。

なぜかというと、日本人は中丹田の意識が海外の人々に比べ薄いからです。その分、臍下丹田の意識が強くなっています。臍下丹田の意識が強いので、ほとんどは腰を中心に動きます。中丹田の意識もある程度あると、腰だけでなく胸を使った動きになってきます。

いわば、大きなエンジンがひとつ腰にある日本人に比べ、腰に加え胸にもう一つ小さめのエンジンを持つ外国人という感じかと思います。

これで蹴り方がどう違ってくるのかといえば、蹴りの時に胸をどの程度使っているかということなのです。大きく飛び込んで長い距離を移動して蹴るには、胸を支点として下半身を振る。近距離の蹴りは、腰を中心として上半身を倒す力で脚を上げる等、胸の意識があるととても蹴りの時に便利です。つまり、胸と腰、状況に応じて支点を変えるのです。

腰の意識だけならば、上体は基本的にまっすぐです。蹴る時も頭の位置は変わりません。こうなるとWKF公認の胴プロテクターだとどうしても蹴りにくいのです。
ところが、海外の選手のように胸を使って身体を倒して蹴ると、それほど胴プロが邪魔になりません。

過去に、私はJKFan誌上で「振り子蹴法」と名付けたものがありますが、まさにこれです。臍下丹田を支点として上体を振る。中丹田を支点として下半身を振る。身体全体を振り子の要領で蹴る方法です。これならば、胴プロを着用していてもさほど邪魔になりません。

ですから、あの胴プロは、日本で作られていたならば絶対に世に出ることはなかったと思います。しかし、それがWKF公認の安全具になってしまったのですから、それを着用しても自然に蹴れるようにしなければなりません。それには、振り子なのです。



突きに関しても、上体をまっすぐに保って突くよりも、中丹田を使えれば驚くほど遠くを突くことができます。これも、過去にJKFan誌上で、「ダブル・エンデュラム」(二重振り子)として発表したことがあります。突く時に腰と胸を割って使う方法です。まず、始動時に胸を支点として下半身を振り腰が先に移動します。その次に腰を支点として上半身を振って身体を飛ばすものです。
これならば、ステップなしで、2歩分の距離を稼げます。

ルールが現在のようになり多彩化し、安全具もこうなったならば、ますます振り子の使い方で効果が得られるのではないかと思っています。 
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