急いでいる時は、走らずに歩け
2014年03月18日 (火) | 編集 |
一昨日、某所でのセミナーでは1時間半の時間ではあまりにも短く、言いたいことの半分も言えませんでした。本当にこの機会を与えていただきましたK先生には感謝しています。普段考えていることを講義として発表できる。これは常々私が考えていたことです。それをようやく実現したわけですからうれしさ100倍です。

さて、私は日本は海外と比べ、机に座って空手を習う時間が極端に短いか全くないかのどちらかであることに疑問を持っていました。せっかく、先輩たちが経験から素晴らしい戦い方を身につけても、それを効果的に後輩に伝える術がない。もちろん、身体で覚えることが一番大切ですが、同時に頭で覚える・考えることでより効果的に技術が身に付くのではないかと思います。

さて、試合には時間があります。それを最初から全力で飛ばしてポイントを取りに行くスタイルでは、頭を使う選手にとっては非常にありがたい相手です。

試合開始時に何をするか?
前半に何をしておくか?
中盤はどうするか?
ポイントをリードされていたらどうするか?
ポイントをリードしていたらどうするか?
残り数秒の時にどうするか?

等、試合時間をいくつかのグループに分け、その場その場での状況を把握して戦うことができるのが理想ではないかと思います。

さて、今回はその中で、「残り10秒を切って1ポイントリードされている時、相手をどのように追うか?」ということを書いてみたいと思います。
多くの選手は一刻も早く攻めたいと思い、「はじめ!」と共に相手に向かって走って行きます。しかし、相手にとってはこれは非常に楽なのです。相手が速く動けば動くほど避けるのが楽になるからです。

こんな時は、歩いてください。どういうことかというと、ニワトリを小屋に追い込むようにソ~ッと追い込むと、相手は逃げ場を失って逃げきれないものです。ですから、こんな場面では腰を落として左右の足を交互に出して本当に歩けばいいのです。

私は、競技を学ぶときは、まず机に座って覚え、次にそれを道場で検証してみることが必要ではないかと思っています。

戦いの定石を知らないがために、勝てる試合を落とした。2ポイントリードしていたのに終了と同時に1本とられて大逆転負けを喫したなんてことはけっこう多いものです。

選手たちは、このようなことを考えながら自分の組手を作りあげてほしいと願っています。
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