目がテン!
2014年02月06日 (木) | 編集 |
最近、ためになるテレビ番組が少なくなりました。バラエティでお笑いタレントを出演させれば、番組は安上がりで作れるでしょう。誰を起用してもいいと思います、視聴者のためになれば。

私は、最近ニュース以外の番組をほとんど観ません。家にほとんどいないから観れないこともありますが、観てもつまらないからです。


日曜日の朝、日本テレビ系列で放映されている「所さんの目がテン!」という番組があります。
私は日曜日はほとんど空手の行事で早朝から家を出るために日曜日のテレビはほとんど観ていません。ところが、1月12日に地方に合宿に向かっている最中、この番組を車の中で観ることができました。

その日は、お伊勢参りの科学[前編]をやっていました。

私が注目したのは、下記の部分です。 


専門家によると、昔のように歩いていくお伊勢参りと今のように電車で行くお伊勢参りだと、ありがたみが違って感じられると言うのです。
 そこで…目がテン!大実験!協力してもらうのは男女8人。ルールは簡単、東京タワーの展望台まで行き、記念写真を撮影…その写真の価値に値段をつけてもらうだけ。まずは、クジ引きで2チームに分かれます。そしてAチームはエレベーター、Bチームは階段で展望台まで登ってもらいました。つまり、お伊勢参りのように長い道のりを歩いていくとありがたみが違うのか、検証します。
 エレベーターで行くAチームは、高さ150メートルの展望台までわずか45秒で到着。そこで早速、記念撮影!実際は1200円の記念写真ですが、値段を付けてもらうと「400円」との答えが!なんと、実際の3分の1のお値段。エレベーターを使った4人の平均は、実際よりも低い875円でした。
 では、展望台まで歩いて上がるとどうなるのか?600段ある階段を15分かけてひたすら歩いて登ります。そして付けた記念写真のお値段は「2500円」。なんと、実際の倍以上の値段をつけました!
 階段で登った4人の平均はなんと2745円!いったいなぜ、歩いて行くとありがたみが増すのでしょうか?
 専門家によると、「歩いて行く場合はそれだけ長い時間と労力をかけることになる。そうするとかけた労力を高く評価する心の機能が働くのでありがたみが増す」とのこと。



これって、空手に限らずすべての修行に共通した真理だなと感心しながら観ていました。


ただ、頑張って勝った時よりも、どんなに頑張っても勝てずに、今一歩のところで負け続け、最後に勝てた場合のうれしさは前者の比ではないでしょう。

見てすぐにできる人間よりも、不器用で叱られながら、泣きながら物事を覚えて出来るようになった人間の方が、はるかに価値を見いだせるはずです。


この番組で紹介されたように、同じ写真でも苦労して得た写真の方に何倍もの価値をつけるのが人間の心理です。


この番組が、長寿番組であったことをうれしく思います。このように「ためになる」番組作りを業界関係者の方に作っていただくようお願いしたいと思います。


以前にも書いたかな、やはりテレビでやっていたのですが、ある有名な京都の宮大工の棟梁の下に弟子入り志願の若者がたくさん訪れます。棟梁は、どんな若者を弟子に取るかといえば、来た中で一番不器用な者を弟子に取るということでした。
これもお伊勢参りと共通した部分だと思います。何でも器用にこなすものよりも、不器用でものにするのに他人の何倍も努力しなければいけない者の方が、その技術をものにした時には本物となる。



これからいえることは、不器用というのは一つの才能だということ。その才能を開花させるには諦めないことだといえるでしょう。
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