友情は冷めない
2013年10月11日 (金) | 編集 |
ここのところ、3ヶ月ぶっ続けで海外からの客人を指導していました。今、暫しの休憩ですが、今月海外指導が入り、11月にはまた海外からの客が2か国から訪れます。

正直、しんどいですよ。自分の仕事ができずに海外からの客人をもてなすのですから。でも、私にとっては恩返しの意味もあり、また友人に楽しんでもらいたいとの思いから、「来たいやつはみんな来い!」となっちゃうのです。

未だに大したことないのですが、それでも今の自分があるのは海外の人たちのおかげなのです。海外数か国で11年もナショナルコーチをさせてもらい、多くの迷惑をかけたにもかかわらず、その国の人たちが寛大な心でそれを許してくれたからだと思っています。

日本人だからと差別されたこともありましたが、それよりも日本人だからと優遇されたことの方が何倍も多いのです。うちの子供たちは3人とも海外で生まれましたが、小さい頃を知っている人は、未だにうちの子供たちにもお土産を持ってきてくれます。

海外の人って、友情が冷めないんですよ。
先日とてもうれしいことがありました。当時スリランカ在住で、日本に研修に来た時に3週間滞在・指導の面倒を見て、その後スリランカにも指導に行ったのですが、研修に来た3人のうち1人が直後にデンマークに移住しました。

知り合ってからもう6年になりますか。そのデンマークに移住したスリランカ人が2年前に名古屋に来ているから少しだけでも会いたいと連絡が来ました。名古屋駅で30分ほどマクドナルドで話をして別れましたが、今回も事前に「日本に行くので会いたい」とメールが来ました。本来であれば食事くらいしたかったのですが、私も他国から来た指導者との稽古があり、なかなかスケジュールが合わなかったのです。
すると、「挨拶だけでも良いから」と、わざわざ当会の本部道場までお土産を持って会いに来てくれたのです。彼は奥さんを連れて来てくれましたが、私はその後審査があったので、ほんの10分ほど話をして彼は帰りました。

残念ながら彼の道場は当会の国際組織の傘下になっていません。それでも、わざわざほんの10分だけでも本部道場まで会いに来てくれた。
つまり、6年前の恩をズッと忘れずにいてくれているのです。


日本の素晴らしさ、空手の素晴らしさは、国籍・宗教・民族に関係なく、みんなが平等に習うことができる点です。そして、このように海外の人たちは友情が冷めず、いつまでも恩を大切に持ち続けてくれています。

私は、空手の技術の深さ・指導において他人を育てる楽しさもさることながら、こういう真の友人たちが世界中に多く存在することもこの歳になっても空手をやっている理由だと思っています。

そういう人たちと交流ができるだけで、自分の人生がどれだけ豊かになっているか、自分の仕事を犠牲にしてお金を使っても、十分な価値を得ることができるのです。

こうしてどんなに私が客人をもてなしても、私が行った時にはその何倍も彼らはもてなしてくれるのです。それを考えると、本当に幸せだなぁ・・・としみじみ思います。

これで、もっと収入があれば人生いうことないんだけどなぁ、やっぱお金も大切だよなというのが今日の結論でした。
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