スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 戦いのセンス
2013年09月25日 (水) | 編集 |
選手たちの戦いぶりを見ていると、センスのある子とそうでない子の差が大きいと感じます。当道場のエースのある生徒は、私が舌を巻くほど計算をして戦っています。

蹴りが得意な子で、得点の大部分は蹴りですが、大会の度に蹴りを決めていれば相手もわかってきます。対戦する選手は皆蹴りを警戒してきます。
普通の選手ならばこれだけ警戒されれば突きか投げでポイントを取るでしょう。
しかし、彼は相手がわかっていても蹴りを決めるのです。

加えて並々ならぬセンスを感じたのが、連休中に2日連続で大会がありましたが、彼は2日間のペース配分を考えて戦っていました。

細かに言うと彼の対策を教えることになるので詳細は書きませんが、相手が十分に警戒しているのに毎試合蹴りを決めるのですから、凄いことです。ただ、こういった稀にいる凄い選手は、一瞬で感じることが多いので、言葉で表現するのは苦手かもしれません。

まあ、生徒の普段の稽古の姿勢を見ていれば、本番でどのようになるかはだいたいわかります。
練習ではできるのに本番でできない者は、本番の緊張感を考慮していないからできないのです。

形の稽古でも、日本のトップクラスになる選手は、調整方法が違います。私は、いちいち全員が集団行動で同じことをするのはあまり好まないので、小学生のうちから個人で調整をさせます。

先月の全少の時も、放っておいても勝手に心身ともにピークに持ってこれる選手と、指示が必要な子がいました。
おそらく、「まだ、小学生なのだから、自分で調整なんて」と思うかもしれませんが、私が思うに、できる子は小さい時からできますが、できない者は大きくなってもできません。
自立心のある子は、自分の調整方法を知っているので、逆に指導者や先輩をこき使います。動きたい時に動き、休みたい時に休む。

そういう子は、普段の稽古でもテーマを自分で決めています。身体能力としてのセンスは、生まれながらにして身についている部分が大きいと思いますが、自立心は後天的な要素が大きいと感じます。


やはり、安定して勝つ選手は、自分の勝ちパターンを持っています。野球に例えると、最後はフォークボールで決めるが、その前に相手を追い込むパターンをいくつか持っている投手は、わかっていても最後はフォークボールで三振が取れますよね。

空手も全く同じです。やはり勝ちパターンに持って行くまでの前の段階でいくつかのカードを持っておくべきでしょう。

こういったセンスを磨くのも、普段の生活が大切なのです。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
No title
はじめまして、いつも楽しく親子で勉強させて頂いております。
息子は空手を始めて10年の中学生です。
今現在は主に組手に力を入れて稽古に励んでいます。
ここで参考までに月井先生の目に止まったセンスのある戦いをする現役中学生の選手はおりますでしょうか?
もし宜しければ何県のイニシャル名でも構いませんのでお教え願いませんか?子供も月井先生の目に止まる戦い方をする選手の勉強がしたいと言っております。差し支えなければ宜しくお願い致します。

それでは失礼致します。
2013/09/25(Wed) 21:27 | URL  | A県の父 #-[ 編集]
No title
返信が遅くなり、失礼いたしました。ご質問の件ですが、肉体的にセンスのある選手は数多く見つけることができますね。
時に全少や全中で優勝する子たちは、私も舌を巻くほどの身体能力を兼ね備えています。

しかし、この記事にあるような、肉体的センスではなく、駆け引きや勝つための下準備を怠らないような子となると、なかなか思い浮かびません。ただ、小さい大会では時々負けるが、大きな大会になると必ず勝つなんているタイプの子は、駆け引きや下準備が万端な子だと思います。
ピークに持って行く術を知っているから、大事な大会では期待通りに勝つことができるのです。

個人名が浮かばなかったので、ご質問に明確に答えることができず、すみませんでした。
2013/09/30(Mon) 12:09 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。