ツイストのすすめ
2013年09月20日 (金) | 編集 |
最近指導をしていて、「どうしてこんなにステップが単調なんだろう?」と疑問に思うことがあります。
行く時と行かない時がハッキリしすぎているから、相手にとってはカウンターが決まり易い「ありがたい相手」になってしまっている生徒が多いのです。

みんな一所懸命やっています。でも、出来ない生徒には一つの共通点があります。それは「相手も目があり脳みそがあり、手足が同じ数だけある」ということです。自分の行きたい時に行っても、相手が「いらっしゃ~い!」と待ち構えていれば、飛んで火に入る夏の虫状態です。

こつは、行かない時は行くと思わせ、行く時は行かないと思わせることです。

これは、普段の生活習慣が大きく関わってきますから、100%自分のペースで生活している者にはなかなか理解できないと思います。相手の心を読めなければ出来ないことです。


さて、このように相手がいることですから精神的な部分が最も重要であることは間違いありません。しかし、身体も柔軟に使うことも同時に要求されます。

どんなに素晴らしい技を持っていても、間の詰め方がわからないと決まりません。生徒に固定観念があると、ワンパターンの間の詰め方しかできないようです。ただ、構えたまま前進して間を詰めるだけになってしまいます。
やはり、最低限の動きで間を詰めることは重要ですが、そればかりで相手に分かってしまっては何もなりません。

最近は、あえて余計な動きをして相手の思惑を外す稽古をやっていますが、すぐにできる生徒とできない生徒には致命的な相違点があります。
それは、身体を細かく使えているか否かです。

回転する時に、腰と肩を同時に回す者は、回転が遅くなり格好の餌食となってしまいますが、腰→肩→腰の順で1回転すると速くなります。また、身体を細かく使うということは、相手にとって動きを読みにくいという利点も生まれます。
腰と肩に加え、両手も使えると、随分と良くなりますね。

あっ!説明が遅くなりましたが、間を詰める時にただ構えて前進せずに、1回転して間を詰める練習をした時のことを書いています。よく、テコンドーでやっているやつです。

当然、ほとんどの生徒ができません。それは腰と肩のツイストが全くできていないからです。外国でこれを指導するとほとんどの生徒がすぐにできます。いつも踊っていてツイストが骨の髄まで染み込んでいるからでしょう。

そういえば、ジグザグに間を詰めることを指導している時も、同様でした。上体を固めて足だけでジグザグに入ったら間に合うはずがありません。首・肩・腰・膝等を細かく使わないと複雑なステップはできないのです。ステップは決して足の動きではなく、上体の動きで重心が移動し、重心が移動した方向に足が出るだけです。

しばらく、生徒たちにはツイストでも躍らせれば、こういったステップができるようになるかもしれません。
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