私の本音
2013年08月27日 (火) | 編集 |
昨年6月から、定期的にここに記事を書き続けています。ほとんどは空手の技術と子育てに関することです。親にとっては、厳しいことも忌憚なく書かせていただいています。常日頃、生徒たちには直接厳しい指導を行っています。

でも、本音は「みんなよく頑張っているよなぁ・・・」と思っています。自分の小学生の頃と比較したら、今の当道場生の方がよほど成績を残しているし、厳しい指導に耐えています。
そしてもし当時の私が、この子たちと一緒に稽古を積んでも、絶対に同じことはできないだろうというレベルで彼らは試合を行っています。

考えてもみてください。我々が小学生の時に、何らかの競技で県大会で入賞でもしたら、クラスでは英雄でしたよね。そもそも、我々の頃にクラスで尊敬されていたタイプは3種類いました。

・勉強のできる子
・喧嘩の強い子
・足が速い子


です。加えて、親が内装屋や大工で、工作の上手な子なんかも尊敬の的でした。

私なんか勉強は上位にはいたがせいぜい5~6番、喧嘩は負ける方が多い、足は間違っても運動会のリレーの選手には引っかからない程度でした。

県大会なんて夢の舞台で、そこで入賞するなんていったら、もう「神」の域でした。私はど田舎で育ちましたから、町の大会で活躍することが当時考えられるもっとも広い世界でした。

同級生で、ソフトボール投げで県の記録を破った子がいました。(結局参考記録に留まりましたが・・・)
その同級生は、100m走でも県大会に出場しました。なんせど田舎なので、そいつはスパイクどころか運動靴さえ持っておらず、引率の先生が途中運動具店によって運動靴を買い、それで出場したほどです。3位でゴールしましたが、ルールさえ把握しておらず、ゴール後に隣のレーンに入ってしまい、失格になってしまいました。

そんな同級生を我々は神と崇め、尊敬の念を最大限に持っていました。なんせ、県大会に出たんですから、当時町の大会が一番大きいと思っていた我々の世界では、県大会なんてそれこそ宇宙に飛び出したくらい凄いことだと思っていました。


で、今のうちの道場生を見渡したら、何人もが県大会で優勝経験があるではないですか!そして全少王者、つまり日本一が何名もいるではないですか!当時の感覚でいえば、日本一なんてもう神どころか、創造神並の偉大さですよ!!
成層圏を超えるどころか、太陽系の外まで飛び出すような大事件です。

当時の私の感覚でいえば、県大会8強以上は既に神の領域です。そしたら、うちにはそれこそ7福神どころか、八百万の神くらい、凄い選手がごろごろいるということです。

それを考えたら、みんな凄いなぁ・・・と思うんです。私なんか、当時野球とソフトボールでライトで7番でした。小さい小学校でメンバーが9人ギリギリだから試合に出れていたようなものです。

子供に対し厳しく接することは決して悪いことではありません。しかし、叱る前に自分の子供の頃を一度思い出してから叱ることは無駄ではないと思います。
県大会で入賞した。全少に出れた。ましてや入賞でもしようものなら、学校では英雄扱いです。その我が子を「なんでお前はそんなにダメなんだ!?」と頭ごなしに叱ったらかわいそうです。


私は、時々自分の幼少時を思い出すことにしています。今の子たちは当時以上にレベルの高いところで頑張っているということがよく分かりますから。

「みんな、凄いよ!」というのが、今日の結論でした。
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