判断材料は直感
2013年07月16日 (火) | 編集 |
最近、ある先生から質問を受けました。
「最近入ってくる生徒がみんなボ~ッとしている。全く話を聞かず覚えが極端に悪い。」
私もそれを感じていました。

理由は、

・外で遊ばなくなった。
・いつも大人がそばにいて管理されているので、自分で考える習慣がつかない。
・幼稚園でも学校でも、規則が緩くなり、いうことを聞かなくても叱られない。
・少子化で兄弟も少なく、十分に手をかけて育ててもらっている。

に加え、食品の添加物の影響もあるのかもしれません。

最も苦労をするのは、小学生になっても右と左が分からない。身体の部位が分からない子供が増えていることです。


ただ、私の意見としては、確かに子供がボ~ッとして、話しを全く聞いていない。覚えも以前は1回の練習で覚えられたことが、今では半年かかる等、指導が難しくなっていますが、人間本来の能力としはさほど変わりはないのではないか?
以前は、外部からの刺激が多く、自然に年齢と共に覚醒していたのが、今では刺激が少ないために覚醒の時期が遅れているのではないかと思っています。

ですから、指導者としては少しでも早く子供一人一人を覚醒させることに集中しなければならないのだと思います。


さて、再三にわたり、将来大きく化けるこの話をしてきました。

実際に箇条書きでどういう子が化けるかを書くことはあまり意味がないのです。なぜかと言うと、子供一人一人のタイプが異なれば、同じことを言ったり行ったりしても、感じ方が全く違うからです。

例えば、「試合に負けて泣いた」生徒がいるとします。時と場合によって、泣く行為を見てAという生徒には大いなる将来への可能性を感じるが、Bという生徒には失望する、なんてことがよくあるのです。

試合の当日に寝坊する生徒に、「物事に動じない図太い選手だ」と感心する場合もあれば、「緊張感がないから本番で上がってしまい、実力が出せないんだ」と失望する場合もある。

結局は、直感なのです。朝どう起きるか、どう顔を洗うか、試合前の表情、勝った時の態度、負けた時の態度、どんな時でもその子が将来どうなるか、垣間見ることができる瞬間があるのです。

実際にその子が今強いかどうかは、素人でもわかります。しかし、10年後にどうなっているかを予想するのは大変難しいものです。それは、プロ野球のドラフトでもわかると思います。

今、活躍している選手がドラフト1位指名されるわけですが、レギュラーを調べてみると面白いことがわかります。下位指名の選手が驚くほど多いのです。
名スカウトと言われる人でも、的中率は打率と同じで3割当たれば上出来ではないでしょうか?


ただ、それでは答えになっていないので、ある程度の判断基準を箇条書きにしてみます。

1、自分の世界を持っている選手
  他人に流されない、独自の世界観を持っている等です。
2、負けた時に極端に悔しがる。
  勝負に淡白な選手は、頂点に立つのは難しいと思います。
3、自立心がある
  他人に頼ることが少ないことは重要です。

技術的には、

1、試合中に瞬きが少ない。
2、強い選手にも弱い選手にも、自分の戦いが出来る。
3、ある程度緊張する。

等でしょうか?
この中で、3番は結構重要なのです。大事な試合ならば誰だって緊張します。試合前に顔が引きつっている選手だっています。
でも、緊張するということは、緊張しないよりは絶対に良いのです。適度な緊張とMAXの集中力が合わさるいわゆるゾーンに入ると、不思議なくらい火事場のバカ力が発揮できますが、普段の生活である程度の緊張感のある選手の方が、本番で開き直ることができて、ゾーンに入ることができるような気がします。

ですから、試合で緊張してしまうと悩んでいる人が読んでいたら、「自分はすぐに緊張してしまう。しかし、緊張しない人よりは自分のように緊張してしまう方が良いのだ。」と思えば良いのではないでしょうか?

最後に過去にも何度か書いてきましたが、私なりの人間の判断方法は、目と指先と背中なのです。その3点を見れば、その人間の8割はわかるのです。
 
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック