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 いつ化けるかはわからないが・・・
2013年07月12日 (金) | 編集 |
 選手が化けるのはいつか? この質問に、今流行りの「今でしょ!」なんてことにはなりません。

 これは、本当に3年後か、5年後か、10年後なのか予想もつかないのです。あるきっかけを境にして上昇気流に乗る場合が多いのですが、それが中学から高校に変わった時、高校から大学に変わった時、道場にライベルとなるべき相手が移籍してきた時、大会で良い成績を取った時等、多岐にわたります。

 全国レベルの選手が上昇気流に乗るのは、全国規模の大会で、組み合わせが超ラッキー、その日は絶好調、たまたまやる事が全部うまくいく等で、上位の成績を取りそのまま上昇気流に乗る場合が多いと思います。

 まあ、最初はまぐれだろうが何だろうが、それを千載一遇のチャンスとして以後精進できれば、本物の実力がつくのです。

 反面、今一歩のところで何度も全国レベルのチャンスを逃す選手は、アスリートととしては性格的に向いていないのかもしれません。
 とはいっても、やはりこんな時も気持ちの持ちようなのです。何度挑戦してもダメでも負け癖さえつかなければ、いつかは運をつかむことがあるでしょう。何度か失敗して「今回もダメかも?」と不安を胸にしていれば本当にダメでしょう。

 チャンスは必ずやってきます。その時に化けるか化けないか?指導者としてはチャンスが来た時にそのチャンスを活かすことができるように指導することが大切なのだと思います。
 そうなると、技術もさることながら、心の面の指導が何倍も大切だと思います。


 永年指導をしていると、選手の性格を見てすぐに、「この子は大丈夫だ!」「この子は難しい」というのがわかります。
 しかし、ダメならばどうやって良くするかを考えるのが指導者の役目なのですが、やはり家庭環境が子供の性格に一番影響しているので、親の協力を得なければいけなくなります。

 決して、一流選手になることだけが目標ではなく、「一事が万事」というように、一流の人間というのは、どの分野でも共通する点があるので、そこを指導できれば一流の指導者といえるのだと思っています。

 ある意味では、親が変わらなければ子供が変れないこともあります。それを指摘した時に親が自分も変わろうと思ってくれるか、親はそのままで子供だけに変わることを要求するのか、そこが人生の分かれ目かもしれません。


JKFan5月号で拓大紅陵の森章先生が「子供と親の共通点」を実に的を射たことを書いていらっしゃいました。

本当は、すべての文章が素晴らしい内容なので、一部を抜粋すること自体が大変失礼なのですが、ここでは一部だけを抜粋させていただきます。

・・・・・この練習で発見できるのが、親子の性格的遺伝です。雑巾を持っても何処から掃除をすればいいのか判らない部員、対照的に仲間に次々と指示をする部員がいます。坂道ダッシュでも、先頭集団で掛け声も大きく走り出す部員がいて、その後を追いかけるように走り出す部員がいます。相撲の当たり稽古でも自分より大きくて強い部員を相手に選ぶ部員、弱そうで小柄な部員とだけ稽古する部員がいます。休憩時間にも、輪の中心にいて笑顔で語りかける部員、その部員から着かず離れずの距離で話を聞いている部員がいます。何となく彼らの姿に「親御さん」の姿がダブって見えてくるのです。
 休日になって保護者の方が集まってきます。すると、「子供が立つ位置」と「保護者の方が立つ位置」が全く同じなのです。通路で友人たちと楽し会話をしている保護者、その場所と集まっている顔ぶれ、顔の表情は、部員の休憩時間とまったく同じです。
 親が積極的で協力的だと、子も積極的で協力的。親が負けず嫌いで熱くなれば、子も負けず嫌いで前に進みます。親が諦めるのが早く愚痴が多ければ、子も諦めるのが早く言い訳が多くなり表情も暗いという風です。親子の遺伝子の存在を改めて実感しますから、親御さんも自分の子に願う姿を、自分の言動行動に示す努力が必要なのです。・・・・・・


 親であれば、自分自身が厳しく指摘されることはあっても、こういう点を指導していただける学校に我が子をやりたいと思うのではないでしょうか?

 私も最近この森先生のおっしゃることがとてもわかるのです。親が諦めるのが早かったりすぐに落ち込むと子供も根気がなく競り合いに弱い。親がいつも後ろに隠れるように立っていると子供も消極的になる。
 親が、係員の選択で困っている時に、「じゃあ、私がやります」というと子供も自信を持ち協調性がある。普段は温厚だが子供がダレている時、最低限のことができない時に烈火のごとく叱り、すぐに温厚な表情に戻れるところは、子供も良いところで後輩に厳しく接し、かつ精神的なフォローも忘れない。


 選手が化けるか化けないかは、こんなところに一番の原因があるのではないかと思うのです。もちろん、指導者としては心の教育と同時に、しっかりとした基本を身に付けさせ、基礎体力を養っておくことは不可欠です。

 チャンスは誰にでもやってくる。そのチャンスをものにするかしないかは、日頃の心掛け次第。それを子供に教えるのは一番が親であり、次に指導者であり、そして先輩だということです。

 今の自分に満足している者は、チャンスが来ても必ず逃します。常に上を目指している者は、チャンスをつかむことができます。

 道場で、同じ内容の練習を同じ時間やっていても、ドンドン上達するものと何年間も同じことばかり注意され全く上達しない者がいます。それは、肉体的、または頭脳的な素質よりもむしろ、性格的な素直さ、集中力によるところが大きいと感じます。
 出来なくても、言われたことを徹底してやっている子は、絶対にそれをものにします。すぐに自己流に戻してしまう。最初からいい加減に聞いていて正確にやらない。その日はやっていても次の練習ですっかり自己流に戻っている。そんな生徒は一生ものにできません。

 長くなったので、次回は具体的に「こんな生徒は将来大きく化ける」と確信できる事柄を具体的にあげてみようと思います。
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