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 負けた時の反応
2013年05月21日 (火) | 編集 |
今回の話題は、非常に微妙なトピックですので、私も注意して書かなければいけません。今、巷で大きな問題となっている某市長の発言のようにならないよう、気をつけて書いて行きます。

私がこのブログで、なぜ親のことを書く機会が多いのかというと、子供を育てるという作業は、とりわけ空手の選手を立派な選手と同時に立派な人間として育てるには、指導者・保護者・子供自身が方向性を同じにして三位一体で取り組まなければいけないと思っているからです。

私も20年前は、生徒の保護者はほとんどが年上の方々でした。10年ほど前は同年代、そして今となるとほとんどの方が私よりも年下、時には20歳以上若い保護者の方がいらっしゃいます。
そこで、自分自身の子育ての経験(失敗も含め)を踏まえ、思うところを書かせていただいているのです。

なぜ、指導者のことよりも保護者のことが多いかというと、あまり保護者に対し「こうするべきだ」という意見を他に見ないことが理由です。
また、子育ての話題を書くと拍手が飛躍的に増えます。これは賛否両論を含め、皆さんが思うところがあるということだと思っています。


さて、今日の話題は子供が負けてしまった時、またはふがいない試合をした時に、どのような態度を取るべきかという点です。考えられる態度としては、

1、負けても誉める
2、怒る(怒鳴る)または叩く
3、親が泣く
4、無視する

等が挙げられます。

まあ、理想的な態度としては、「穏やかに諭す」という方法がありますが、これは誰でもほぼ理想的な態度と分かるので、ここではあえて述べません。

で、結論として上記の4つのうち、どれがいいのかと言うと答えはありません。単にその時点だけのことで子供にどう接するかなどという単純な問題ではなく、普段の接し方、子供の心境等、条件が違えば、結論は大きく変わってくるからです。
また、単純に文章としてではなく、結局は言う人の人間性が大きく関わってくるからです。


しかし、それではこのトピックはここでおしまいになってしまうので、無理やり先に進めましょう。


まず、負けても誉めるということ。これって、けっこう子供にとって効くんです。本人がふがいない試合をしたと自分で反省している時は、それ以上追い込まず逆に全体的には悪い中でも良かった点を挙げて誉めてあげる。
すると、子供自身は、余計に悪かった点を反省することがあります。あまのじゃく的な性格の子には効きますね。

次に、怒る(怒鳴る)または、叩くです。
これは誰でも良いことではないと感じているのではないかと思います。私も反対です。試合会場で負けた子供を叩く親が最近目立っています。
確かに、負けたら相手よりも怖い親が、相手よりも強力な突きと蹴りで叩くのですから、負けたくないとの恐怖感から子供は頑張ります。でも、それは自ら頑張るのではなく親への恐怖感から頑張っているのだから、本当の頑張りとは言えません。

ここは誤解されても仕方がないかもしれませんが、私は保護者に、「私だって今勝たせたければ、子供を引っ叩きますよ。もし、これだけで良いならです。でも、それでは子供が自分で頑張って、自分の意志で勝ったことにはなりません。だからしません。」と話します。

勝たせるために最も手っ取り早い方法は体罰なんです。でも、長い目で見るとそれは良い方法ではありません。子供の人格にも影響してきますから。


次の親が子供が負けた時に泣いてしまう。これが一般的には最も子供に堪えるのです。堪えてさらに頑張ろうという子供も存在しますが、ごく少数ですね。大方の子供は、親が沈んでいると自分も沈み込み以後頑張ろうという気持ちもなくなってしまうようです。

親は、子供に弱みを見せてはいけません。親である限り無理をしてでも強く装ってください。会場で、勝ってうれし泣きをするなら良いのですが、負けて悔し泣きをしてはいけないと思います。
子供の前で弱いところを見せてしまう親を見ると、子供も踏ん張りが効かなくなってしまうことが圧倒的に多いのです。
会場でならまだしも、家で自分がふがいない試合をしたことが原因で親に泣かれでもしたら、子供はいたたまれないでしょう。


最後の無視をする。負けると無言になり口を利かない。これは、子供にとって最も嫌なパターンです。無視をされるくらいならば、怒鳴られた方がまだましだと思ってしまいます。
無視をするようならば、いずれ子供は反発するでしょう。


今回、好ましい態度をあまり書かずに、あえて好ましくない態度を多く書きました。子育てに明らかな正解はありませんから、時には叩くことも必要かもしれないし、泣くことも必要かもしれないし、無視することも必要かもしれません。
しかし、それは最後の最後に使う手段だと思います。親も覚悟の上でしなければならないでしょう。


では、親はどのような態度を取るべきか、一つだけ言えることは、親は常にポジティブに物事を考えるべきだということです。その日は負けても次は勝つと信じる。今年は勝てなくても来年は勝つと信じる。子供のうちは勝てなくても大人になれば勝てると信じる。
選手としてはダメだったかもしれないが、指導者としての素質は人一倍あるかもしれない。みんなを束ねる力は並外れてあるから社会に出れば立派なリーダーになれる。

親が「うちの子はもうダメじゃないか?」と思ったら、本当にダメになります。「まだ挑戦は終わっていない、いつかは勝てる!」と信じていれば、本当に頂点に立てるかどうかは100%保証できませんが、悲観的に考えるよりははるかに良い方向に進んでいるはずです。


私は、「今回ダメかもしれないな」と大会前に感じる時があります。しかし、本当はそれさえも感じない方が良いのです。かえって鈍い方が、選手を心から信じることができるかもしれません。
ましてや、他人ならいざしらず、親が子供を信じなくて誰が信じるのか?

試しに、ふがいない試合をした時に、

「お前は次は勝てる!次はダメでも次の次は勝てる!次の次もダメでもいつか絶対に勝てる!」

と念仏のように唱えてみればどうでしょうか?
もしかしたら、別人のように我が子が変わってしまうかもしれません。
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