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 教える素質よりも学ぶ素質
2013年05月14日 (火) | 編集 |
道場では、生徒全員に同じことを教えています。時間も同じ、内容も同じ。でも、ドンドン上達する生徒もいれば全く上達しない生徒もいる。

それが単なる意欲の差であれば何の疑問もないのです。上達したいから一所懸命やる。だから上達する。反面、ただ親が入門させたから来ているだけ。うまくなろうと思っていない。
これならば、単純な図式で収まるのです。

しかし、中には懸命にやっているのに一向に上達しない。同じくらいやっている仲間の一人は、ドンドン強くなっている。こんな時、上達する生徒としない生徒の差は何なのか?

これは単純に「こうだから」という答えが出ないのは事実です。

指導者の指導法や性格が生徒に合っているのかいないのかという相性の問題がまず挙げられます。

そして最近目立つのは、形を認識できない子が増えているということ。教える方が、「こうして」とやってみせても、右が前か左が前か、受けなのか突きなのかさえも認識できないから、全く真似ができない子がいる。
かと思えば、形を観ただけですぐに覚えて、ある程度は勝手にできている子もいる。

また、言われたことはやるが言われないことはやらず、結果自分の技として身に付かない。
一方は、その日にやったことを忘れずに以降の練習にも繰り返し行うことで、いつの間にか自分の技として身に付いてしまう。


道場生の中で、いつも私が言っていることを100回言い続けても全然頭に入っていない生徒がいますが、セミナーに1度出ただけでもう自分のものになる生徒がる。
何度直接教わっても覚えない者がいるが、映像で見ただけで本質を見抜いて技を盗む者もいる。


これらを一言でいえば、上達は教える側の能力よりも教わる側の能力が大切であるということです。

教わる側の能力は、生まれ持っての素質の部分も大きいと思いますが、もっと大きいのは後天的な家庭環境で培われたものだと思います。
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2013/05/14(Tue) 21:32 |   |  #[ 編集]
No title
このようなご意見が出ても当然かと思います。

ただ、少数精鋭主義、勝負至上主義とは全く別のものだと私は、認識しています。

「教わる側の資質は、後天的なものが大きい」 ここに注目していただければ良いかと思います。

当然、すべてが家庭環境ということではなく、学校環境、道場の環境、その他の環境等、子供に関わっているすべての環境が資質を形成していると思います。
ただ、最も子供に影響を与えるのはやはり家庭環境ではないでしょうか?


これは、空手競技に関することだけではなく、その後の人生においてもずっと関わってくる問題だと思います。

器用・不器用といったこととも共通しますが、決しておっしゃるように「資質がないものはダメだ。」ということではありません。
「後天的なものが大きい」と書いたのも、そうではないと言いたいからです。
周囲の環境が変われば、大きく化ける子供も少なからずいます。

後から、そういった資質はいくらでも変えることはできると思っています。

ただ、ものごとの「こつ」を掴む訓練だけは絶対に必要ではないかと思います。
しかし、不器用ならば不器用なりに、時間をかければ器用な者にはつかめない「こつ」を掴むことができると思います。

私が感銘を受けて時々話をすることに、ある有名な宮大工の棟梁の話があります。弟子を取るのに何人も志願者が来ます。その中で棟梁は一番不器用なものを弟子として取るということです。
器用なものはすぐに覚えるが、器用がうえに徐々にやり方を崩してしまう。不器用なものはなかなか覚えないが、他人よりも時間をかけた分、最終的にはものになるということでした。

何か、ウサギとカメのお話に似ていますね。私の尊敬するある先生も、後継者に最も選手としての実績のない生徒を選びました。その時の理由が、この宮大工の棟梁とまったく同じでした。

このようなことを総合的にかければいいんですが、どうしてもそのトピックに特化してしまうと、真意が伝わらないことも多く、文章って難しいなと思います。
2013/05/15(Wed) 12:53 | URL  | 月井 新 #-[ 編集]
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2013/05/16(Thu) 23:45 |   |  #[ 編集]
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