子供のサイン
2013年04月08日 (月) | 編集 |
空手を指導していると、いうまでもなくさまざまなタイプの子供を指導しなければなりません。そして、子供のタイプからある程度、家庭内の状況をはかり知ることができます。

例えば、試合後の反省会で、歯がゆい内容の試合でも格下の相手に負けても自分に合格点を付ける生徒は、要注意かもしれません。というのは、こういうタイプの選手は、ふがいない試合をすると家で親にけちょんけちょんに言われている可能性があるからです。
おそらく、長時間言われ続けるので、自分を守るために無意識のうちに自分では反省しないのでしょう。反省すれば親からだけでなく、自分自身も自己を否定することになるわけですから、反省をしないことが自己の精神破壊を免れる方法となっている可能性があります。

面白いことに、反省の弁がない生徒はプレッシャーがかかると萎縮してしまうタイプが多いのです。これも、負けたらまたけちょんけちょんに言われると予想し、思い切って戦うことができなくなるのではないかと思います。
頑張ろうという気持ちと一緒に、常に「負けたらどうしよう」という不安と共に戦っているのだと思います。


また、過度にプレッシャーを受けている子は、幼児化の傾向にある場合があります。これも無意識だと思いますが、プレッシャーがかかると、くだらないことにはしゃいだり、言葉が幼くなったりと精神年齢が下がってしまうのです。
顔つきもポワ~ッとした表情になります。
これも、幼児化することで敗北の際の責任を回避したいというサインではないかと思います。

私が試合前に生徒の表情を観て、「随分と幼い顔をしているなぁ・・・」と思う時がありますが、決まって結果は悪い方に出ます。


意見を訊くと、大人の期待どおりの答えを探すあまり、なかなか言い出せない子は、おそらく自分の意見を言うと親に論破されてしまうのでしょうね。だから、考えた挙句、答えたと思ったら当たり前の答えしか言えない。



いくら教えても、自らそれを試そうとしないが、それを試すように言うとちゃんとできる。でも、言わないとまた試すことがなくなる。これは、指示待ち人間の典型ですから、自立心のない子がこの傾向にあります。親が何でもかんでも面倒を見てしまい、子供はいうことだけを聞いていれば良いのでしょう。



私も自身の指導で反省すべきことが多いのですが、叱られた者が「自分は能力がない」と思わせないよう叱らなければなりません。「やればできるのにやらなかったから叱られたんだ」と思わせることができれば、人間は頑張れると思います。

だったら誉めれば良いのですが、誉められてばかりだと人間というものは気が緩んでしまうのではないかと思います。誉めるにしても、叱るにしても、「やればできるんだ!」ということを忘れずに接しなければいけないと思います。
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