半後屈立ちと四股立ち
2013年03月15日 (金) | 編集 |
前回の記事の続きです。

半後屈立ちと四股立ちの構えの比較です。多くの日本人は、半後屈立ちの構えは自然にできても、四股立ちになると不自然な感じがするのではないかと思います。
しかし、海外では四股立ちの選手が日本に比べ圧倒的に多いのは事実です。理由は、前回も書きましたが、中丹田を使える人は、四股立ちが自然にできます。海外の人は、日本人に比べ胸の意識が強いので、四股立ちの方が自然なのです。

これを裏付ける面白い事実があります。半後屈立ちを取る人は、構えを低く取っています。それは臍下丹田の意識が強いために、自ずと構えも腰の高さになるのでしょう。
一方、四股立ちで立つ人は、構えが高くなります。これは中丹田の意識が強いので、胸のところに手を置くためです。

構えが高ければ、肩甲骨が寄って肩と腰が分離するので、腰の自由が効き蹴りも出やすくなります。だから、蹴りも自然に出るのです。

このように、身体意識の違いから立ち方や構えまでも変わってきます。だから、私は自分の経験や身体感覚で指導をしてはいけないと思っています。身体意識は個人個人で違いがあります。ということは、10人いれば10種類の立ち方があり構えがあるということです。

こういう研究をして行けば、「なぜ日本人は蹴りが下手なのだろう?」という疑問は解消されるはずです。手足が長いでけでは蹴りが出ません。身体が柔らかいだけでも蹴りは出ません。やはり、蹴りが出るだけの身体意識を養わなければ、どんなに筋力をつけようが、足が高く上がろうが、蹴りは決まらないのです。


日本人の身体意識に近い外国人もいれば、外国人の身体意識に近い日本人もいるわけですから、立ち方や構えは「こうしなければならない」という決めつけは捨てなければいけないと思います。
あくまでも、その人にあったスタイルと模索して行かなければならないのです。
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