これって、突きと同じでは?
2013年03月07日 (木) | 編集 |
WBCを観ていて思ったのですが、日本チームは過去もそうですが、極端にホームランが少ないですね。これは、決してパワーがないからではないと思うのです。

私も高校までは野球部で甲子園を一応ですが目指していましたからわかるんです。日本で指導される打ち方では、日本のボールはホームランにできても、WBC使用級では飛距離が随分と落ちるはずです。

理由は、低反発にあります。反発力が強ければ、ボールを強く引っ叩く日本のスウィングでOKなのです。でも、反発力が低いと、ボールを乗せて運ぶようなスウィングでないと飛距離が伸びないのだと思います。
では、日本人で誰がそういうスウィングをしているかといえば、ホームランを狙っている時のイチロー選手が最もそれに近いと思います。
彼は、安打狙いとホームラン狙いでは、完全にスウィングが違います。

だから、日本の長距離打者が、単純に国際試合でホームランを打てるというわけではないんです。やはり、海外の野球に合う選手と合わない選手がいる。


でも、これって突きにも同じことが言えるのではないかと思うのです。伝統空手の選手がグローブを装着すると、まったく効かない突きになる。当ててからのフォロースルーがないので、グローブのクッションで威力が吸収されるんです。

典型例が、ゲームセンターのパンチ力測定器です。ボクサーよりも素人の方が高い数値が出る場合がある。特に棒の先に的が付いたような形式のものは、最後まで押し込んだ方が数値が高くなる。へたに格闘技をかじって瞬間的に衝撃を加えても、測定盤にぶつかるまでに倒れる速度が減少してしまうから驚くほど数値が低い場合がある。

当てるところに測定版があれば良いのですが、今の機械はわかりませんけど、以前の想定機は当てられた的が倒れ、その時の衝撃を計るので、押し突きの方が測定値が高くなるので、実戦で効く効かないとは別物です。

空手の突きは素手で殴ることを前提としているから、グローブを付けると威力が減少することが多いのです。まあ、グローブを付けても、変わらず強い人もいますけど。

素手であれば、いわゆる「極め」のある突きの方が効きます。でも、グローブでは、うち抜くようなパンチの方が効くのです。
とはいっても、両方を併用してやってみると、違いがすぐ分かりますね。


また、素手の打撃でも攻撃を加える部位によって打ち方が異なる。単純に言えば、腹部を突くのと顔面を突くのでは突き方が異なるということです。


よく、機械で出る数値が人に対してそのまま通じるわけではないという言い方がされますが、本当にそのとおりなのです。

例えば、拳の捻りですが、的を突いて機械で計って出る数値に、捻った突きと捻らない突きの差は認められないと言われます。しかし、棒を振ってみると突きの捻りと引き手がいかに大切かわかります。



何を言いたいのか、わからなくなってきましたが、物事に絶対はないということを今日の記事で言いたいのです。

球を遠くに飛ばすにも、ボールの反発力によって打ち方が異なる。突きも効く突き方は条件によって異なってくるという点で同様であるということを言いたかったのです。


↓URLの記事を読んでもらうと分かり易いかな?確かに言っていることは正しいと思うのですが、ならば低反発でも遠くに飛ばせるような、ボールを乗せて運ぶ感じのスウィングを子供の時から指導すべきです。プロになってからスウィングを変えろと言われても、そりゃ無理ですよ。

だから、私は一番のホームランバッターは、イチロー選手ではないかと思っているんです。彼が打率を捨てて本塁打を狙いに行ったら、一番ホームランを打てるんじゃないかと。全盛期で対決したら、松井秀樹選手よりもイチロー選手の方がホームランを多く打てたのではないかと。

打率が3割ギリギリでも良ければ、彼は日本にいたら本塁打王を取っていたでしょうね。球の運び方を知っていますから。低反発だろうが高反発だろうがどちらでも対応できたと思います。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ue-kj/article/1179


追記: イチロー選手が打席に立つ前に、ゴルフのスウィングのように縦に振っています。あれこそが低反発球を遠くに飛ばす最高のこつなんです。構えからインパクトまでは最短距離を通し、ボールをバットに乗せて運ぶようにフォロースルーを取る。
日本人で、世界に通用するホームランバッターを育てたければ、イチロー選手に指導を受けることが最善の方法でしょう。世界に通用する安打製造機もイチロー選手が最高の指導者、世界に通用する長距離打者もイチロー選手が最高の指導者だと思います。彼の打球は決してフェンス前で失速しません。そのままスタンドに入ってゆきます。
日本人は、杓子定規のごとく、あくまでも基本に忠実に指導しようとしますから、アッパースウィングは悪と捉えられるでしょうが、ホームランバッターを育成したければ、球をバットに乗せて運ぶ方法を子供のうちから指導するべきだと思います。
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