ジグザグは頸椎で
2013年03月06日 (水) | 編集 |
構えが良い、腕が長い、または自分よりも実力が上でなかなか攻めいることが出来ない。そんな時は、相手が来るのを待つばかりでは後手後手に回ってしまい、流れをつかむことができません。

昨年11月の世界大会でもそんな場面がありました。そんな時は、回り込もうとしてもかえって隙を与えてしまいます。

海外では当たり前のテクニックですが、こんな時はジグザグに入れば楽に入れるものです。例えポイントにならなくても、自分から先に攻めたことで流れを呼び込み、相手のガードをくぐって攻めたことで相手の構えが変わり、徐々に隙ができる場合があります。

まず、左に一瞬だけ振ってすぐに右にステップし、斜めから攻める。

書けばこれだけです。しかし、これだけでも多くのチェックポイントがあります。まずは、タイミングは、イチで左に振り、ニで右にステップし、サンで攻めたのでは相手に先にカウンターを食らいます。
イチで左に振って右にステップし、ニで攻めなければなりません。

また、左に振った時に相手に反応させなければ意味がありません。それにもこつがあるのです。こちらがいくら動いても相手が全く反応しないでは効果がありません。むしろ動かない方が良いとなってしまいます。

で、ここからが本題なのですが、海外でこれをすると多くの人はすぐできるのですが、日本ではなかなかできる人がいません。

理由は、頸椎が使えず、身体全体を振り、足でステップするので遅いのです。もちろん身体を振って足でステップするのは当たり前ですが、上体を棒のように使い、足で身体を運んでいてはあまりにも動きが遅くなって、相手の反撃に間に合いません。
ここで頸椎を使い頭を振り、加えて両手を有効に使えば、重心移動が驚くほど楽にでき、瞬時に相手の斜め横に移動できます。


これができれば、相手のガードを破るのは結構簡単なのですが、上体全部を振ってしまい、結果的に先に突きを食らうケースも多いと感じます。


ダンスをやっている生徒などはこのような動きを難なくできるのです。


小学生の時から空手漬けの生活をしているよりも、小さいうちにさまざまな運動をこなし、それらをすべて取り入れた動きを空手で表現できればいいなと思います。

首(頸椎)・胸(胸椎)・腰(腰椎)の使い方のバリエーションが増えれば、不可能と思えるような動きがどんどんできるようになっていくような気がします。
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