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 ある会話
2013年02月11日 (月) | 編集 |
本日、ある高校に生徒たちを引率して行ってきました。
ここの先生は、私が最も教師として尊敬する先生です。

午前の部は、いくつかの体操から始まりましたが、小中学生がやった後、保護者や指導者たちにもやらせました。子供たちを座らせ、親や先生がやるのを見せていましたが、実は先生は親にさせてみて、親の資質を見ていたのだと思います。
ここで、出来る出来ないにかかわらず楽しんで親がやれば、その子共をほしいと思うでしょう。親が中途半端にやれば、子供もそれを真似します。

小中学生が7~80名はいたでしょうか?ですから、先生は親と子供の顔と名前が一致しているわけではありませんが、親子が何度か練習に来てくれるうちに顔と名前が一致してきます。その時に、親子を総合的に観て判断を下すのでしょう。

子供と同時に親も観る・・・さすがです。


午前中の後半には、私が指導をするようご使命を受け、ちょっとだけさせていただきました。午後の練習試合は審判をして2時半くらいに終わりましたが、子供のどこをみて「うちにほしい!」と思うか、よく分かります。

1、表情が生き生きとしている事
 死んだような表情をしている子よりも、下手でもいいから顔が生き生きとしている子は良いですね。例え空手が下手くそでも、「この子をうちにほしい」と思わせます。

2、最後まで力を抜かない
 先輩の胸を借り、押し合いをしましたが、最後まで力を抜かずに押し切る子は試合も最後まで諦めないでしょう。やはり、意思の強さ。弱さが最後の瞬間にわかります。

3、身体を目いっぱい使う
 体操の時、押し合い、基本を通じ、身体を目いっぱい使っている子は、魅力があります。おそらく、思考がポジティブだから、身体の使い方も大きくなるのでしょう。卑屈な子は、手足が伸びず、胸を開くことができません。

4、自ら前に出る
 「先輩の前に立って」と言われ、あとの方から出る子よりも、スッと前に立てる子は良いですね。

5、試合の時に、相手のエリアで試合をする
 「はじめ!」の声と共に間を詰めて、試合の大半の時間を相手方のエリアで戦える子はいずれ勝てるようになります。間を取ろうとして必ず下がる習慣が付いた子がいますが、こういう子は感の良さに頼った組手をするので、最初はリードできても、後半に逆転されてしまいます。
 自分のエリアで試合をする子は、気持ちの弱い子です。何でもかんでも前に出ろとは言いませんが、やはり間を詰めて前に前にという気持ちは基本中の基本です。

6、自ら手を挙げて試合をする
 後半になり何試合もやって疲れてきた時、誰も立たない時に自分からメンホーをかぶって何試合もできる積極性は高評価です。何試合かして「もういいや」と後は座っているだけの生徒はほしいとは思いません。

7、強い相手の反対側に行く
 自分の側に強い子がいても対戦することはできません。その子と試合をするために反対側に移る生徒は「買い」ですね。向上心があれば自ずとそうなると思います。


と、ざっと私の感想を書いてみましたが、今日のタイトルのある会話を、練習終了後に先生としました。


私「試合を観てると、相手のエリアで戦っている生徒は今は例え勝てなくてもいずれ勝つ可能性が高いですね。それが良く分かりました。」

先生「そうなんです。そういう子は中学の時に1回戦2回戦負けでも、高校になって勝てるようになります。」

私「午前中に先生が保護者に体操をさせましたが、あれで保護者を観ていらっしゃるのだと分かりました。親の態度を観ても、子供の可能性がよく分かりますね。」

先生「子供が強いうちは夫婦で来るが、勝てなくなると片方だけになり、いずれ両親とも来なくなってしまう家庭があります。練習だって、親がずっと観ていて叱るのは子供も納得するでしょうが、すぐに外にタバコを吸いに行ってなかなか帰ってこないのに、負けたからと言って子供を叱ったら、子供は納得しませんよ。」

という内容でした。

子供が負けると、原因を的確に理解し、どこをどうすれば良いかを考えている親。
子供が負けると、感情で叱ってしまうが親自身も具体的にどうしたら良いか全くわかっていない親。

上の段のような親の子供は、自分なりに考えて試合をしています。
下の段のような親の子供は、何度も同じ技、同じパターンで失点し、それを延々と繰り返しています。

まさに「子は親の鏡」です。


「なんで、うちの子はこんなに考えないんでしょう?」と思ったら、ご自分の胸に手を当てて考えてみましょう。技術は指導者でも親でも簡単にアドバイスできます。
でも、精神的なものは口で言ってわかるものではありません。家庭環境・道場環境を変えなければ子供は変わらないのです。

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