組手のこつは二つに一つ
2012年06月19日 (火) | 編集 |
組手で相手を制するのは下記の2つの要素のうちのどちらかだと思うのです。

一つは、相手が反応するよりも早く決める事。もう一つは、相手に山を張らせてそれを外すことです。

相手が反応するよりも早く自分が決めるために、より速く動けるようにするのですが、人間の目というものはスピードには徐々に慣れてくるものです。だからといって私はスピードを否定するわけではありませんが、少なくともスピードに頼ることは危険だと思っています。

100m12秒で走る人をどんなに鍛えても6秒で走ることはできません。

ならば、動きの中で極力相手が反応できないような入り方をして、少しでも反応を遅らせるほうが効果的だと思います。私は、そのために基本があるのだと思っています。基本には、自分の無駄な動きを極限まで省き、相手の反応を遅らせる効果があるのです。

考えてもみてください。時速40km/hの突きが10分の1秒でどれだけ進むか? 計算上は1m以上進むのです。
もちろん、Maxが時速40km/hならば、突きの始まりはゼロからスタートですから実際には数十センチでしょうが、空手で数十センチ突きに反応が遅れれば、まず受けることは不可能となります。

もう一つの方法は、山を張らせてそれを外す方法ですが、山を外されると相手は一瞬固まります。止った相手に技を決めるわけですから、これほど簡単なことはありません。
これは相手に間違った情報を与え、それに反応したところを外して決める方法で、相手に余計なことを考えさせる場合と本能的に反応させてしまう場合があります。


口でいうのは確かに簡単です。これを実際に使えるかどうかが問題なのですが、やはり最初は自分で考えて一つ一つものにしてゆくしかありません。

私は指導する時に、その生徒と戦う場合に私ならばどうするかを考えます。動きざまにガードが開くならば動いた瞬間に入ればいいし、攻撃の後にガードを下げればそこを狙うし、踏み込みが浅くて届かない突きを延々と出しているならば、相手が突いた直後にカウンターを狙う等です。

今後、少しずつ相手に反応させないためにはどうすれば良いか?
逆に相手に山を張らせるにはどうすれば良いかを書いて行きます。


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