号令がかけられない
2013年01月27日 (日) | 編集 |
最近、思うのは生徒に号令をかけさせると、リズムが途切れたり、一定のテンポでいえなかったり、なかなかうまく行かないことが多いことです。

何度、「イチ!と言ってから突きなさい。」と言っても「号令と同時に突いてしまうので、半テンポずれる子。やっとできたと思ったら、ものすごく突きが弱くなっている。

たぶん、腹に力が入らず肩に力が入ってしまい、呼吸が浅くなり、力もないだけでなく、テンポが悪くなってしまうのではないかと思っています。
また、最初のテンポで最後まで行ってほしいのですが、数えるごとにドンドン早くなっていくものが多い。

呼吸が深ければ全員が同じテンポで号令をかけられるはずです。やはり、呼吸が浅くなっているのでしょう。


海外では、こんなことは記憶にありません。あっ、1985~7年までいた、アフリカのニジェールではもっと凄い体験をしました。2年間いて、最初の生徒から最後の生徒まで、号令が失敗なしで終わったことが1度もないのです。
まず、私がいたこの国では、1・2・3の次はたくさんという概念がある。だから、羊を10頭飼っていても100頭飼っていても数は「たくさん」なのです。
ある旅行者が笑って話してくれましたが、この国に入って人々と話をした時、「この街の人口は何人ですか?」と訊くと「100万人」と答えたそうです。「では、この国の人口は何人ですか?」と訊くと、また「100万人」と答えたそうです。

極端な話、1・2・3の次はたくさん。もっと多い数は全部100万なんです。世界の人口も100万人、宇宙の星の数も100万個。アフリカから日本までの距離も100万キロなら、宇宙の果てまでも100万キロなのです。

だから、1から10まで数えられない生徒が何人もいました。でも、彼らは数の計算は苦手でも、部族ごとに言葉が異なり、多くの人間が複数の部族の言葉を話すことができたのです。

必要なものは能力が備わるが、必要ないものはまったく育たない。そんな信じられない体験ばかりしてきました。

と、話がどんどん広がってしまいましたが、号令をちゃんとかけれるように指導しなければなりません。


整列で、空間の把握能力、号令で深い呼吸、正座で姿勢を整える、指導者に呼ばれたら「はいっ!」とすぐに大きな返事をすることで意思の疎通ができる等、空手を本当に上達させたければ、技そのもの以外のところにコツがあるように思います。
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