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 姿勢
2012年12月20日 (木) | 編集 |
今回は、選手の姿勢についてです。

荒賀選手が、真横に構えを変えたために上体が起き、これまではつま先に重心がかかり過ぎていたのが、かかとにかかるようになり、安定した試合運びが出来たことは昨日述べました。

反面、小林実希選手は逆に今年に入ってつま先に重心がかかり過ぎているように感じました。世界大会の時も、それが不安材料でした。
ただし、戦いというのは、相手との相対関係で成り立ちますから、それが影響してしまう場合と、さほど影響しない場合があります。

個人戦で敗れたフラン人選手との戦いで、私は開始数秒で、「この試合、やばいな!」と何度も言ってしまいました。というのも、この試合の相手選手との間合いだと、つま先に重心がかかりすぎているために突きが届かないと思ったのです。上体も前傾気味だったのが気になりました。
それは、団体戦準決勝戦の対クロアチア戦でも同じでした。クロアチアは、日本戦の時にオーダーを変えてきました。それまでのオーダーであれば、日本に分があったように思えたのですが、試合開始前に並んだ時、オーダーが替わっているのを見て、「やばいな、大将戦まで持って来れれば日本に分があるけれど、この組み合わせだと先鋒と次鋒の相性が悪いですよ。」と隣の某先生にぼやいていました。案の定、前二人で勝負が決まってしまったのです。

クロアチアも個人戦でメダルを獲っている強豪国ですが、両者を比較すると私は地力では日本の方が上ではないかと思いました。日本は、先鋒と次鋒は固定で大将だけ変えていましたが、クロアチアはそこをしっかりと見ていたんですね。

それでも、選手の身体の状態や現在の調子を把握してバランスを修正できれば、ストレートで負けた試合でも大差で勝てるようになります。今回のメンバーであれば、優勝も十分に狙えたのではないでしょうか。

小林選手の場合も、つま先に重心が寄りすぎたために上体が前傾気味でしたから、本人も決して調子が良いとは思っていなかったはずです。
とはいっても、人間の身体は生ものです。3位決定戦の時は圧倒的な強さを見せ、一方的に勝負を決めましたが、やはりその時も私は試合開始早々、両者が手を出す前に「この試合、大丈夫です!」と隣の先生に言っていました。それほど、姿勢が良くなっていたのです。個人戦と団体戦で日本チームのエースとして何試合もするうちに、本来の姿勢が戻っていたものと思われます。
3位決定戦の強さは異常なほどでしたね。優勝した選手よりも全然強かったと思います。

両者が構えた瞬間に、8割方勝負は決しているます。あとの2割は不確定要素が入るので、勝敗が変わる場合があります。不確定要素によって流れが変わってしまう場合が時々ありますが、そんな時は不利な相手が勝ってしまうこともあります。

今回は、姿勢について簡単に語ってみましたが、次回は構えについて語ります。
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