カニの次
2012年12月11日 (火) | 編集 |
随分と日記の間隔が開いてしまいました。別に書くことがなくなったわけではないんです。世界大会、子供の国際大会、全日本選手権と立て続けに観て、アイデアはむしろ以前よりも膨らんでいるんですけど、どうまとめれば皆さんにわかっていただけるかどうか、情報量が多いためにかえってまとまらないのです。

その中で、技術が進化して新ルールにもなり、点の取り合いが極端に少なくなった。ダッキングが日常化して、すぐにかわされてしまうのでポイントが入らないのですね。

カニステップで高速化し、ガードもしっかりとしてダッキングで攻撃をかわしたりと、10年前の組手とは異質のものとなっています。

私は数年前から、カニを世に出したら反発を買うだろうなぁ・・・と、出来るだけ出さないように、出してもオブラートに包み世間を刺激しないように書いてきましたが、世界が新ルールとなった今年こそ出さなければと思い、カニを出しました。
でも、今思うのは、「出し惜しみをすると先を行くことはできない」ということ。もちろん、カニステップが古いわけではありませんよ。

これから、私は日本中をカニにしていくつもりでいますから。

でも、カニを指導する時には、同時にカニ攻略法も考えておかなければならないなと思ったんです。カニで一歩先んじたら、その先も用意しておかなければということです。でないと世を常にリードすることはできません。

世界選手権も全日本選手権も、雰囲気も技術も全然違いますが、点がなかなか取れないということは共通していました。試しに、5年前の全日本選手権のスコアと今回のスコアの平均を出してみれば明らかだと思います。

私はボクサーだったので、ダッキングは日常的にできましたが、空手でこれを使うと白い目で見られました。
でも、今では猫も杓子もダッキングを使うようになっている。すると、なかなか突きが決まらない。

ならば、今度はカニを広めながら、いつトンボを出すかということなんです。トンボならカニ相手でも点が取れるんです。そんなことをずっと考えながら、世界大会や全日本を観ていました。


トンボとは、いわば逆転の発想なんです。

例えて言えば、星飛雄馬が父一徹の指導で、大リーグボール1号と2号を編み出したが、それを破られて自暴自棄になっていた時、お京さんが左門に投げたリンゴを取れなかったことをヒントに大リーグボール3号を編み出したみたいな・・・。

書いてる私もわけがわからなくなっていますが、とにかくトンボをいつ出すか?もっと効果的にトンボを身に付けるための練習体系は?などと考えていると、まだまだ競技空手はいくらでも進化できるなと思ったりしているのです。

でも、カニやトンボを極めれば極めるほど、古流空手の発想に近づいていくことも面白いと思っているんです。
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コメント
この記事へのコメント
確かにダッキングが多く行われるようになり、ポイントが取れませんよね
・・と言うことは打撃格闘技は組技系格闘技に比べて不利・・で確定ですね・・。
2012/12/12(Wed) 12:25 | URL  | 123 #-[ 編集]
打撃系、組技系と分けるならば、話は別になってくると思います。UFCを観ても、ほとんどは立ったままで打撃で勝負していますよね。
競技として進化してくると、進化の過程で、打撃系が有利になってきたり、組技が有利になってきたりと、変わっていくような気がします。
2012/12/12(Wed) 14:28 | URL  |  #-[ 編集]
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
2012/12/28(Fri) 18:10 | URL  | 株取引 #-[ 編集]
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