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 突きは突くから突けない
2012年06月12日 (火) | 編集 |
突きは、その人その人でタイミングも軌道も、威力も距離も異なります。
しかし、実戦を中心に据えて物事を考えれば、どんなに威力があっても、当たらなければ相手は何のダメージもないということを念頭に置かなければなりません。

理想は、相手がこちらの攻撃にまったく反応できないことではないでしょうか?

それには、最短距離を速く突けば良いと単純に考えていませんか?もちろんこれらは技を仕上げる上で必要不可欠です。しかし、これだけではやはり相手は反応出来てしまうのです。

動きは速ければ速いに越したことはありません。しかし、スピードには限界があることもまた事実です。みんなが時速40km/hの突きを出している時に、自分が時速100km/hの突きを出すなんてことはできません。

私がこれまでの調査や指導の中で、明らかに相手が反応できていない突きというものが存在します。それは、決して他の突きの何倍も速いわけではないのです。むしろ、スピードに関しての優劣はほとんどないのではないでしょうか?

では、その突き方とは何かといえば、原理だけを説明するならば、奥義でもなんでもないのです。むしろ、人間だけでなく、猿でもチンパンジーでもそれをやっているのですよ。
霊長類であれば、みんなやっています。その延長で空手をやれば良いのです。

突きを突こうと思うから突けないのです。

物を取りに行くように突けば、命中率は何倍にもアップします。猿がテーブルに置いてあるバナナを取るように突けばよいのです。

私は、実際の戦いの時は足よりも手が先だと言い続けてきました。手が先に目標に向かって飛び、足はそれにつられて身体全体を運ぶ。決して足が先に動いてから手が出るわけではないのです。
しかし基本では、例えば追い突きなどを例に取れば、足が先に出てから突きますが、これは足と共に身体を運ぶ作業を学習しているのだと思っています。これができれば、手から先に行っても身体は自然についてきます。

だいぶ前に、私はJKFanの記事で、「高速上段突きは、相手の顔に付いた米粒をつまむように」と書きました。当時は賛否両論ありましたが、なぜ米粒かというと、小さなものをつまみに行くことで、コントロールが抜群に良くなることです。狙ったポイントを的確に突くことが出来るし、距離もドンピシャリと合わせることができます。

また、物を取ってみれば、逆突きよりも追い突きの方が自然な動きであると理解できるのではないでしょうか。

騙されたと思って一度テーブルに物を置いてそれを取ってみてください。加えて物を取りに行く感覚というのは、一連の行為の中で一切の力みがありません。それも、相手が反応しにくい理由でもあります。


最後に付け加えますが、この物を取りに行くようなイメージの突きは、想像以上の威力がありますよ。槍で突き刺されたような、身体を突き抜かれるような感覚です。

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