離陸速度
2015年11月13日 (金) | 編集 |
飛行機が離陸するには、気象条件により一概にこうだとは決定できませんが、だいたいのところ、小型単発機で 60~70km/h、大型機では 300km/h 前後が必要だと言われています。

これを読んで、人間の努力も同様だなと思いました。空手に例えれば、「自分は日本一になりたい!」と思った。当然思っただけでは日本一にはなれません。日本一になるだけの行動をしなければならないのです。

例えば、高校や大学の進学先を決定するにしても同様のことが言えます。努力が圧倒的に足りないのに、「強豪校に入るから何とかなるだろう、自分も日本一になれるだろう。」と安易に考えているとしたら、そこには進学しない方が良いでしょう。なぜなら、他の日本一に本気でなりたいと思って入ってくる者たちに迷惑をかけるからです。

自分の目標に見合った努力をまずすること。これが基本だと思います。そこに入れば自分でも何とかなるだろうという他力本願な考えは、動力を持たないグライダー以下の考えだと思ってください。グライダーでも滑走路にいるだけで自然に風が吹いて空中に浮くわけではありません。けん引してもらわなければ大空に飛び立つことはできないのです。

自分の目標がどこなのかをまず設定し、そこから逆算してどれだけ努力をすれば良いのかを考え、実行することです。夢は日本一ですなどと、大型ジェット機並みの夢を見ても、滑走路を時速100km/h程度の努力しかしなければ、離陸できないまま滑走路を走り、大事故になってしまいます。
大きな夢を持たせるのは、指導者の役目ですが、現実を直視させるのも指導者の役目です。努力をさせる環境、つまり滑走路に導くのは指導者や保護者の役目ですが、滑走路を走り離陸するのは本人です。

選手の皆さんは、そこを忘れずに努力してください。
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テーマ:空手
ジャンル:スポーツ