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 ビビりは王者の条件
2014年12月23日 (火) | 編集 |
王者の条件を考えた時、自信も度胸もある豪快な性格が第一に浮かびます。

しかし、私は多くの選手を観ている中で、王者に必要な要素はふたつあると考えています。まずは、ここぞという時に開き直れる度胸です。勝負事は思い切りが肝心です。そういった大胆さは誰もが思う王者の条件ですよね。

そして、もう一つ。これは意外に思うかもしれませんが、私は臆病さを挙げたいと思います。

負けることが怖い、相手が強いとビビる。試合前に極度に緊張してしまう。一見、ダメな選手の条件だろうと思うでしょうね。でも、多くの選手を観ていると、度胸だけでは頂点に立つことはできないのです。かえって、ビビってビビりまくるような臆病な選手の方が頂点に立つことが多いような気がします。
大舞台での試合や対戦相手を怖がるよな性格の方が、調整を完璧にこなし、相手を詳細にわたるまで研究します。つまり、不安だから不安を取り除くために万全をきっして試合に挑むことができるのです。

集中力にしても、試合前に極度に緊張した方が、本番になると開き直ってゾーンに入り易いのだと思います。かえって、試合前なのに緊張しない選手の方が、十分に力を発揮できないまま終わってしまうことが多いと感じます。


ですから、試合前に緊張する選手は、緊張は決して悪いことではないというのをわかってほしいのです。極度に緊張したら、あとは開き直って思い切りやれば良いのです。

試合前にビビることと試合で開き直ること、この2つが揃うことが王者になる最高の条件なのではないかと思います。
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 僅かな差が・・・
2014年12月15日 (月) | 編集 |
うまく突きが入る生徒、いつもカウンターを取られてしまう生徒。両者の差はほとんどありません。むしろ、カウンターを取られてしまう生徒の方が技が切れている場合があります。

要は、おこりがあるかどうか?これが動きの速さよりも大事だということです。カウンターを容易に取られる生徒の動きを観察していると、例えば逆突きを出す時に、一瞬前拳を突くよりも早く引いている。無意識に、相手にいらっしゃいのサインを送っているわけです。
また、逆突きそのものも一度引いてから突く、拳を下げて突く、外に開いて突く等、何かしか「今から攻撃しますよ」というサインを送っているようです。
他にもあります。突く時に引手が外に開く。突いた手を下げて引く。突く時に身体が開く、間を詰める時に軸のブレがある等。

問題なのは、こういうことは自覚がないことです。自分ではそんなことをしているという自覚がないからなぜカウンターをもらいやすいのかわからない。わからないから毎度同じパターンで失点を繰り返す。
組手の時にいくら指摘をしても自覚がないからわからないし、自分ではちゃんとやっているつもりでいる。

これらを複数の人から異口同音に指摘されても、組手をやりながらでは直せません。だから、こういう余分な動作は基本や形で修正するしかないのです。でも、こうやってどのような動きがカウンターを取られやすいかを羅列すると、基本がしっかりしていればほとんど起こりえないというのがわかります。

やはり、基本は大事なんですよね。ですから、形にはすべての動作に意味がありますし、分解を理解しなければなりませんが、極論として分解が理解できていなくても正しい動作を形で身につければ、組手には随分と役にたつものだと思っています。
だから、形で余分な動作は厳禁なんですね。大げさにアピールしたら、それこそ相手に知らせる練習をしているようなものですから。

それは、例え止まっている状態でも、筋肉の僅かな緊張で敏感な相手には察知されてしまいます。身体の無駄な力が抜けていても、僅かに顔の表情に出せば相手にわかってしまう。だから、基本や形の稽古では、そのような目に見えない部分こそ大切にしなければならないのだと思います。
私は、個人的には和道流の形が好きです。実戦的だし上手な人の形をみると全くおこりがないですよね。

最近、思うのは生徒が僅かなおこりで失点してしまう場合、どうやってそれを本人に自覚させて、おこりを取るような指導を私自身ができるかということです。
自分でもうまくできないことを他人に教えるわけですし、例え高度なレベルで今回書いたことができたとしても、他人に指導するというのは自分自身がやるのとは異なる能力が必要です。

年齢が行っても、試行錯誤の連続です。


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