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 新ルール対策
2013年03月24日 (日) | 編集 |
JKFan5月号の特集「新ルール徹底解明&対策」は、大変勉強になります。4月からは、全国でこのルールが適用されるわけですが、私は、審判として公に意見をいう立場にはないので、審判を志す方は、積極的に組織の審判講習会に出て経験を積んでいただきたいと思います。

ただし、私の専門分野である選手の立場から見た新ルール対策に関して、ここで少々書いてみたいと思います。

27ページから始まる新ルール対策ですが、今や全国を講習で駆け回り、JKFanにも毎月寄稿している「今、空手界で最も旬な男」山城美智先生がコートの使い方を書いています。「なんで競技畑にいる人でなく、山城先生なの?」と不思議に感じている人もいらっしゃるかと思いますが、実際にこの特集を読んでいただければ、誰でも納得すると思います。

競技畑にいなくても、戦いの本質を誰よりも理解し、分析能力に長け、かつ万人に分かるように易しく説明できる人はこの人が最適任なのです。
本当は、昨年のうちにこういった分析は組織的になされていなければいけないと思います。
競技である限り、真っ向勝負でどちらが強いかということと同時に、どのようにルールを利用するかということも同じくらい重要になってくると思うからです。
レベルが高くなればなるほど、競技としてルールの研究が重要になってくるはずです。

もし、空手道がオリンピックの正式種目になることを望むならば、こういう傾向と対策は必須だと思います。



さて、位置取りの原理・原則は山城先生が十分に解説いただいていますので省くとして、私がセミナーで行っている指導をちょっとだけ出してみましょう。
まず、副審がこれまでの3人がコートの辺の部分に座るルールから、四隅に座るようになりました。これで、大まかな位置取りが変わってきました。これまでは、斜め45度に角度を取る方が審判からは見えやすかったのですが、今後はそうはいきません。45度に互いが構えると、2人の副審に技が見えにくくなるのです。

では、もう45度に角度を取る必要はないのかといえば、そうではありません。状況に応じて角度を変えることは、これまで以上に必要だし、45度に角度を取ることもある状況下では有効となるのです。

両者が斜めに構えればポイントになりにくいということは、自分だけではなく、相手にとっても同じなのです。ということは、得点をしたい時には斜めに立たない方が良いのですが、これを逆に考えれば失点したくない時には斜めに構えた方が良いということになるからです。

例えば団体組手で、負けても良いから失点をしたくない時や、個人戦でポイントをリードしている時に点差を守り切りたい時など、45度に構えて相手の技を副審から見えにくくすることは非常に賢い選択だと思います。


ところが、もう少し細かく調べていくと、単純に「斜めイコール2名の副審には見えにくい」という図式にはならないのです。
山城先生は基本的な考えとして図に1から4のポジショニングの例を挙げてくれました。ところが、さらに細かく数十センチ、いや数センチごとに立ち位置を変えていくと、ポジショニングによって見える場所と見えない場所がまだらのように散在しているのです。

全部を説明しているスペースはないし、私も8m四方のコート全部を検証したわけではありませんが、一例を挙げれば、私が足した5の位置取りです。この場合、赤と青どちらに有利だと思いますか?


答えは、両者逆突きの場合は青が有利です。青の逆突きは1・2・3審の3名が確認できますが、赤の逆突きは1審ひとりしか見えません。3名が見える青の突きに対し、1名しか見えない赤の突きでは、青が圧倒的に有利です。

ところが、両者刻み突きの場合は、状況が一変します。両者が同時に刻み突きを出した場合には、青の刻み突きが確実に見えるのは1審のみです。ところが、赤の刻み突きは1・2・3審の3名が見える確率が高いのです。

このように、コーナーの使い方が出来なくなったのではなく、より細かくなったということです。コーナーをうまく使うことができる者は、やはり試合を有利に展開できるはずです。


コート内全部を分類し覚えろとは言いませんが、瞬時にポジションごとにどちらに有利かを感じ取る能力は必要ではないかと思います。
それには、空間の把握能力が重要になってきます。空間を視覚のみではなく俯瞰(ふかん)で感じ取る能力です。

また、このようなポジショニングによる影響をできるだけ受けずに自分の技をポイントにしたければ、32~33ページの新ルール戦術5LESSONを読んでいただきたいと思います。




1、山城先生の分析+私の分析が少々

 畑は違っても、戦いの本質は変わりません。見事に本質を見抜き、分かり易く分析されています。私が足した5の例では、両者逆突きの場合は、青が有利、両者刻み突きの場合は赤が有利なポジショニングです。

コート位置取り



2、新ルール戦術5LESSON

 一般的には、これらができるか否かで、今後の成績が大きく変わってくるでしょう。練習の時から心掛けてください。

5LESSON.jpg






P.S.大会運営側の方たちにアドバイスです。このルールになると、赤・青双方にポイントが行くことがあります。すると、ポイント差での勝負の場合はルールをそのまま適用すればいいのですが、先取り勝負の場合にトラブルが生じる可能性が出てきます。例えば6ポイント先取で、5-5から双方の突きが入り、6-6となった場合です。私も既にこのルールでこれを経験しました。
 この場合、予め申し合わせ事項で決めておけば(判定・1ポイント先取り等)それにしたがって行えば問題ありませんが、何も申し合わせがない場合、一般的にはそこで試合を終了し、審判5名による判定勝負とするべきだと思います。
 当然、3-5の時に上段蹴りと突きでポイントが入り6-6となった場合も同じ。また、5-5から片方が上段突き、もう一方が上段蹴りが入った時も、6-8で上段蹴りが入った方が勝ちではありません。6ポイント先取の場合、6ポイント以上の点数はありませんからやはり判定になります。
 全少・はまなす杯・全中等の公式な大会はすべてポイント差勝負なのでこのようなことはおこりませんが、ローカルの大会でポイント先取で行っているところでは、4月からは頻繁にこのようなケースが出てくると思いますので、予め取り決めをしておくことをお薦めします。
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 これは何のために?
2013年03月21日 (木) | 編集 |
今日の稽古は、こんなのばっかやりました。動きをダイナミックにするためです。皿は、100均で買った植木鉢の下に敷くポットカバーです。それにテニスボールを乗せただけです。

これは、以前JKFanの特集で、和製アガイエフ養成講座として紹介したものです。全身鋼の身体を作るための練習です。
明日、生徒たちは全身筋肉痛になっていることでしょう。

下の動画は、前回拳サポで紹介したものですが、本来はこのようにポットカバーとテニスボールで行います。これも全身を細かく使えないとボールを落してしまいます。



1、エクササイズその1
 皿をわきの下で回す以外は、出来るだけ腕を伸ばして大きく回します。前屈立ち⇔後屈立ちの時には、股関節を意識して立ち方を切り替えます。できるだけ、大きな皿を使うと難易度が増します。
前屈立ちから後屈立ちになる時に、両手を頭の後ろから大きく回して後ろに持って行きます。肩甲骨周辺をほぐすにも良い運動です。

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2、エクササイズその2
 できるだけ、ボールを動かさないように、皿をボールの周り360度回します。腕だけで回したらボールが落ちてしまいます。全身を使って回します。ボールの中に人間が入っていると思って、優しく回すとうまく行きます。

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 拳サポでこんなことできます
2013年03月20日 (水) | 編集 |
拳サポーターを使ったエクササイズです。さて、なんでこんなことをやっているのでしょうか?私の指導では重要な要素なんです。これをできるかできないかで、私のイメージした動きができるかできないかが決定してしまうほど大切なのです。
決して、遊びでやっているわけではありません。遊びのようなエクササイズを真剣に指導しているんです。

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拳サポの持ち方ですが、手の指を開かずに、特に親指は閉じて拳サポーターを掌に乗せてください。

拳1
拳2





それでは、もっとも難しい両手で同時に拳サポーターをひっくりかえすものの分解写真を見てください。

拳3
拳4
拳5
拳6
拳8
拳9
拳10
拳11
拳12
拳13
拳14
拳15

今回は、これはいろいろな効果を得られる素晴らしいエクササイズです。技のこつを掴むのにはもってこいなんです。出来ない人には、要領を教えるとできるようになりますが、このイメージは、力を抜けば抜くほど効く技になるこつとまったく同じなんです。

とにかく、やってみてください。意外と難しいですよ。
 日本が海外式で海外が日本式で・・・。
2013年03月18日 (月) | 編集 |
今回のWBCを観ていて、日本の大味な野球を観ていてストレスが溜まったのは私だけでしょうか?

勝ち負けは良いんですよ。勝負ですしゲームですから勝つ時もあれば負ける時もある。でも、楽に勝てる試合で苦戦したり、大味な野球で大勝したりと、何とも日本チームらしくない野球をしているなというのが私の一貫した印象でした。

対して、こんかい日本を破ったプエルトリコや惜しくも2次ラウンドで敗戦したキューバなどは、日本を見習って緻密な野球を心掛けている。
マスコミも悪いです。ヒットを打てば好調、打てなければ不調と、結果だけを見て騒ぐ。

私は、今回の日本チームを観ていると、最強のピッチャーを前提に他のゲームを戦っているのではなく、その場その場で打つことだけを心掛けているように思えました。特に引っ張ってばかりいる打線が最も気になりました。

テレビの解説を聞いていると、桑田真澄氏が良い事を言っていました。おそらく、公共の電波に乗っていなかったら、もっともっと彼は言いたいことがあったでしょう。

特にプエルトリコ戦の敗戦は、それまで何も考えずに野球をやっていたつけがいっきにでてきたようです。逆にプエルトリコが本来の日本の野球をやっていたようです。

WBCで2連覇をしている間に海外は日本の良いところを真似し、日本は海外の大味な野球をやっていた。それが今回の結果にもろに表れたようです。

もっと、日本の良いところをわかったうえで、チームとして機能させられる監督を選ぶ必要があると思います。大降りと思い切りの良いスウィングは違います。どうもそこを勘違いしていた選手が多かったですね。

全試合を通じて井端選手の活躍が目立ちましたが、他の選手も彼のコンパクトなスウィングを見習うべきだと思いました。

スモールベースボールというよりも、完璧に守り機動力を活かす野球でしょうね。
 半後屈立ちと四股立ち
2013年03月15日 (金) | 編集 |
前回の記事の続きです。

半後屈立ちと四股立ちの構えの比較です。多くの日本人は、半後屈立ちの構えは自然にできても、四股立ちになると不自然な感じがするのではないかと思います。
しかし、海外では四股立ちの選手が日本に比べ圧倒的に多いのは事実です。理由は、前回も書きましたが、中丹田を使える人は、四股立ちが自然にできます。海外の人は、日本人に比べ胸の意識が強いので、四股立ちの方が自然なのです。

これを裏付ける面白い事実があります。半後屈立ちを取る人は、構えを低く取っています。それは臍下丹田の意識が強いために、自ずと構えも腰の高さになるのでしょう。
一方、四股立ちで立つ人は、構えが高くなります。これは中丹田の意識が強いので、胸のところに手を置くためです。

構えが高ければ、肩甲骨が寄って肩と腰が分離するので、腰の自由が効き蹴りも出やすくなります。だから、蹴りも自然に出るのです。

このように、身体意識の違いから立ち方や構えまでも変わってきます。だから、私は自分の経験や身体感覚で指導をしてはいけないと思っています。身体意識は個人個人で違いがあります。ということは、10人いれば10種類の立ち方があり構えがあるということです。

こういう研究をして行けば、「なぜ日本人は蹴りが下手なのだろう?」という疑問は解消されるはずです。手足が長いでけでは蹴りが出ません。身体が柔らかいだけでも蹴りは出ません。やはり、蹴りが出るだけの身体意識を養わなければ、どんなに筋力をつけようが、足が高く上がろうが、蹴りは決まらないのです。


日本人の身体意識に近い外国人もいれば、外国人の身体意識に近い日本人もいるわけですから、立ち方や構えは「こうしなければならない」という決めつけは捨てなければいけないと思います。
あくまでも、その人にあったスタイルと模索して行かなければならないのです。
 身体感覚
2013年03月13日 (水) | 編集 |
今日も、WBCは日本が大勝し、盛り上がっています。書きたいことは山ほどありますが、そろそろ空手に戻らないと愛想を尽かされそうです。

ということで、久々の空手の話題です。



一昨日の大会である先生と話をした時のことです。最近私が提唱しているカニ組手に関しての話になりました。

その先生曰く、

「やっぱり、日本人は四股立ちじゃなくて、後屈立ちで撞木に立つのが良いと思うんだよね。この前の審判講習会の時も四股立ちを取っている選手はやっぱり勝てていないし。」

私は、

「それは、四股立ちを単に真似ているだけだからです。ちゃんと本質を理解し、自分に合った立ち方をすれば必ず強くなりますよ。」

すると某先生曰く、

「でも、日本人があの構えをしたら、腰を痛めそうだよね。」

ということなので、私は

「肩甲骨が固ければ腰を痛めるかもしれませんね。でも、四股立ちにした方が、腹圧がしっかりとかかる選手ならば、その方が良いと思いますよ。」
「中丹田を使える選手ならば、四股立ちの方が良いと思います。そうでなければ、後屈立ちの方が良いでしょうね。」


そういう議論、私は大好きです。

 予想
2013年03月11日 (月) | 編集 |
今日のキューバVSオランダは凄い試合でした。オランダは先制して追いつかれ、再びリードして追いつかれ、2点リードされて追いつき、最後は粘ってサヨナラ勝ち。
野球のだいご味を十分に見せてくれました。

さて、明日はオランダと1位通過をかけて再び戦うわけですが、オランダは3連戦となりとりあえずは圧倒的に日本有利です。
でも、昨日のホームラン攻勢が明日吉と出るか凶と出るか?

昨日は、オランダの投手は東京ドームのマウンドの斜径が急なために球が高めに浮いてしまい、そこをうまく日本選手にスタンドに運ばれました。
明日は、低めに球を集めてくると思いますから、大降りしてしまうと凡フライの山を築いてしまいます。

原点にかえって機動力でかき回していくべきだと思います。

さて、明日の日本勝利の鍵は、ずばり右ピッチャーの出来ですね。オランダは、野手の左打者が1人しかいないのです。あとはスウィッチが1人、残りは全員右打者です。
明日は、バレンティンは負傷で出れないと思います。

日本の右ピッチャーがどれだけアウトローをうまく使えるかに勝利の鍵があるでしょう。昨日の前田のようなピッチングができれば大丈夫です。
当然、左ピッチャーも出てくると思いますが、勝負の分かれ目は右ピッチャーの出来です。


オランダの投手を見ると、やはり右投げが圧倒的に多い。だから、明日も左バッターの出来が点を取れるかどうかのバロメーターになるでしょう。

そういえば、キューバも投手も打者も右が圧倒的に多かったですね。日本くらいですかね右と左が同じくらいというのは。


追記:予告先発は、左腕の大隣ということです。私の希望としては、2番手は摂津あたり、その後は森福と牧田に締めてもらいたいと思っています。あれ?全部パ・リーグの、それもライオンズとホークスの投手だな。
 勝って兜の・・・
2013年03月10日 (日) | 編集 |
日本が、オランダにコールド勝ち!

でも、私は手放しで喜べない。今後の事を考えると慎重にならざるを得ないのです。他の人がいろいろな意見を書く前に、自分の意見を書いておきます。誰にも、真似をしたと言われないように。

今日の試合は、勝つことはわかっていました。問題はどう勝つかだったのです。

理由は、↓です。

http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2013/news/p-bb-tp0-20130310-1095593.html

予定していたエースが登板できなかったのです。だから、急遽登板した先発投手があれだけ崩れてくれた。



昨日の記事で、左打者が鍵を握っていると書きました。今日の6本のホームランのうち、左打者と右打者が3本ずつでした。一見、試合を一方的に決めたのは、右打者のホームランと思いがちです。

でも、勢いをつけたのは、鳥谷の先制ホームランです。また、チャンスメイクでいえば、左打者4人で9安打、右打者は5人で8安打です。これを平均値にすると、左打者が一人当たり2.25本に対し、右打者は平均1.6本です。

打率でいうと、左打者は5割に対し、右打者は3割6分4厘と、圧倒的に左打者が上回っています。(松井選手はスウィッチヒッターなので、計算に入れません)



これまでは、圧倒的に右打者が活躍していました。右と左で比較すると、打数の付いた選手だけを対象にすると、左打者の打率はこの試合の安打数を足しても2割7分五厘ですが、右打者はなんと4割五分1厘です。
これまで、安打数が多くても得点につながらなかったのは、長野・坂本・阿部のジャイアンツトリオと左打者がブレーキとなっていたことがわかります。
今回のオランダ戦での一番の収穫は、左打者が打てるようになった事ではないかと思います。これで、打線は徐々につながってくるはずです。


私が心配なのは、今回信じられないほどの強打を見せつけたことで、選手が無意識に大振りになり、今後凡打を繰り返すのではないかということです。

打力は水ものです。打力を信じて小技も使うことを忘れ、凡打の山を築くなんてことにならないように祈るばかりです。

日本にとって、最良のシナリオは、12日に再びキューバとオランダの勝者と1位通過をかけて対戦します。明日の対キューバ戦にオランダのエースが登板できればオランダの勝率が上がると思います。もしオランダが勝てば、今日を含め3連戦となり、選手の疲労も蓄積します。

キューバが相手だと、本当に緻密な野球で行かないと再び負ける可能性があるでしょう。


キューバとオランダは、もう一度負けると敗退しますからベストの布陣で来るはずです。その次の日の日本との対戦は、アメリカ行きが決まった後ですから、少々気が抜けるでしょう。
だから、あくまでも2次ラウンドはめぐりあわせが日本に有利に展開しているのであり、運が味方に付いているのです。

また、アメリカに行くと、今調子の悪い投手が良くなり、良い投手が悪くなります。負ければ敗者復活戦はないので、予めその見極めが必要です。

私は、マー君は今よりもアメリカでの方が抑えることができるのではないかと思います。また、前田投手は、今回の日本チームのエースとなりましたから、彼が準決勝で先発することになるでしょう。

放っておいたら朝まで書いてしまいそうなのでもうやめますが、野球も空手も、読み合いがあるから面白いのです。頭の良い者が勝つようにならないと、面白くありません。
 これが観たかった。
2013年03月10日 (日) | 編集 |
世間では、WBCが盛り上がっています。私も、野球そのものに加え、昨日の日本-台湾戦の美談に感度しまくっています。

台湾の選手たち、今日は気持ちが切れてしまったのか、コールド負けでしたが、昨日の対日本戦は素晴らしい戦いをしてくれました。

さて、私は今回の日本チームの戦い方をボヤキまくっているわけですが、国民総評論家状態の今、私もその一員となっているにすぎません。

とにかく練習試合の時から、ただ打つだけの日本チームに不満が貯まっていたわけですが、台湾戦の1点ビハインド2アウト1塁の場面で鳥谷選手の盗塁が決まり、その後の井端選手の同点タイムリーを観た時、「これが観たかったんだよ!」と初めて溜飲をさげることができました。

その裏の台湾の攻撃も、ノーアウト1塁で、陽が送りバントを失敗したら、次の打者も送りバントをして2アウト2塁にした。こちらの方は、それほどの奇策とは思いませんが、その後当てるのがうまい台湾の3番バッターを敬遠して、長打力はあるが大ぶりの4番打者で勝負をし、三振に仕留めた。

派手な打ち合いよりも、私はこっちの方が面白いです。
最後には、選手層の差が出てしまったのは、台湾にはかわいそうでした。


この後ですが、日本が今後も勝ち続けるには機動力をフルに活かすしかないと思うのです。しかし、延長10回で中田選手が決勝点となるフェンスギリギリの犠牲フライを打った時に、前回の記事に書いたことが思い浮かびました。「やはり、フェンス前でボールが失速したな」と。
そろそろ、打ち方も草の根のレベルから変える必要があるかもしれませんね。阿部選手も、ホームラン数ではなく、飛距離の平均は、日本人選手の中でダントツでトップです。その阿部選手もフェンス前で打球が失速してしまうのです。


キューバ戦で中田選手は右方向にヒットを打っていたので、状態は日に日に上向いているはずです。同じヒットでも、台湾戦で打った坂本選手の三遊間を抜くヒットとは対照的でした。外角のボールを引っかけて、たまたま三遊間を抜けたのであって、これをもって調子が戻ったとは言えないでしょう。

私が相手チームの投手なら、長野選手と坂本選手は外角に投げておけばまず安全なので、彼らが上位にいると気分が楽です。


また、投手も先発で日本を代表する投手が多いのですが、中継ぎとクローザ―が少ないですね。最後に牧田選手が続投かと思ったら、杉内選手が出てきて、ランナーを2人出してしまいましたが、やはり先発の選手が後ろで投げるのは難しいと思います。

前々回と前回のWBCと比べ、平均的な戦力は私はあまり変わらないと思いますが、今回違うのは、投手の軸がいないということです。誰を軸にローテーションを組み立てるのか?難しいですね。


ここからは、山感になりますが、井端、内川、中田と右打者が調子が良いようですが、明日オランダに勝つとすれば、左打者が打って勝つような気がします。

投手は、前田の後ですね。私は森福の投入時のタイミングが鍵だと思います。


こんだけ書いて、明日は大会でその後慰労会があるので、試合を観れないんですよ。時々、携帯で速報を盗み見しよう!
 これって、突きと同じでは?
2013年03月07日 (木) | 編集 |
WBCを観ていて思ったのですが、日本チームは過去もそうですが、極端にホームランが少ないですね。これは、決してパワーがないからではないと思うのです。

私も高校までは野球部で甲子園を一応ですが目指していましたからわかるんです。日本で指導される打ち方では、日本のボールはホームランにできても、WBC使用級では飛距離が随分と落ちるはずです。

理由は、低反発にあります。反発力が強ければ、ボールを強く引っ叩く日本のスウィングでOKなのです。でも、反発力が低いと、ボールを乗せて運ぶようなスウィングでないと飛距離が伸びないのだと思います。
では、日本人で誰がそういうスウィングをしているかといえば、ホームランを狙っている時のイチロー選手が最もそれに近いと思います。
彼は、安打狙いとホームラン狙いでは、完全にスウィングが違います。

だから、日本の長距離打者が、単純に国際試合でホームランを打てるというわけではないんです。やはり、海外の野球に合う選手と合わない選手がいる。


でも、これって突きにも同じことが言えるのではないかと思うのです。伝統空手の選手がグローブを装着すると、まったく効かない突きになる。当ててからのフォロースルーがないので、グローブのクッションで威力が吸収されるんです。

典型例が、ゲームセンターのパンチ力測定器です。ボクサーよりも素人の方が高い数値が出る場合がある。特に棒の先に的が付いたような形式のものは、最後まで押し込んだ方が数値が高くなる。へたに格闘技をかじって瞬間的に衝撃を加えても、測定盤にぶつかるまでに倒れる速度が減少してしまうから驚くほど数値が低い場合がある。

当てるところに測定版があれば良いのですが、今の機械はわかりませんけど、以前の想定機は当てられた的が倒れ、その時の衝撃を計るので、押し突きの方が測定値が高くなるので、実戦で効く効かないとは別物です。

空手の突きは素手で殴ることを前提としているから、グローブを付けると威力が減少することが多いのです。まあ、グローブを付けても、変わらず強い人もいますけど。

素手であれば、いわゆる「極め」のある突きの方が効きます。でも、グローブでは、うち抜くようなパンチの方が効くのです。
とはいっても、両方を併用してやってみると、違いがすぐ分かりますね。


また、素手の打撃でも攻撃を加える部位によって打ち方が異なる。単純に言えば、腹部を突くのと顔面を突くのでは突き方が異なるということです。


よく、機械で出る数値が人に対してそのまま通じるわけではないという言い方がされますが、本当にそのとおりなのです。

例えば、拳の捻りですが、的を突いて機械で計って出る数値に、捻った突きと捻らない突きの差は認められないと言われます。しかし、棒を振ってみると突きの捻りと引き手がいかに大切かわかります。



何を言いたいのか、わからなくなってきましたが、物事に絶対はないということを今日の記事で言いたいのです。

球を遠くに飛ばすにも、ボールの反発力によって打ち方が異なる。突きも効く突き方は条件によって異なってくるという点で同様であるということを言いたかったのです。


↓URLの記事を読んでもらうと分かり易いかな?確かに言っていることは正しいと思うのですが、ならば低反発でも遠くに飛ばせるような、ボールを乗せて運ぶ感じのスウィングを子供の時から指導すべきです。プロになってからスウィングを変えろと言われても、そりゃ無理ですよ。

だから、私は一番のホームランバッターは、イチロー選手ではないかと思っているんです。彼が打率を捨てて本塁打を狙いに行ったら、一番ホームランを打てるんじゃないかと。全盛期で対決したら、松井秀樹選手よりもイチロー選手の方がホームランを多く打てたのではないかと。

打率が3割ギリギリでも良ければ、彼は日本にいたら本塁打王を取っていたでしょうね。球の運び方を知っていますから。低反発だろうが高反発だろうがどちらでも対応できたと思います。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ue-kj/article/1179


追記: イチロー選手が打席に立つ前に、ゴルフのスウィングのように縦に振っています。あれこそが低反発球を遠くに飛ばす最高のこつなんです。構えからインパクトまでは最短距離を通し、ボールをバットに乗せて運ぶようにフォロースルーを取る。
日本人で、世界に通用するホームランバッターを育てたければ、イチロー選手に指導を受けることが最善の方法でしょう。世界に通用する安打製造機もイチロー選手が最高の指導者、世界に通用する長距離打者もイチロー選手が最高の指導者だと思います。彼の打球は決してフェンス前で失速しません。そのままスタンドに入ってゆきます。
日本人は、杓子定規のごとく、あくまでも基本に忠実に指導しようとしますから、アッパースウィングは悪と捉えられるでしょうが、ホームランバッターを育成したければ、球をバットに乗せて運ぶ方法を子供のうちから指導するべきだと思います。
 ジグザグは頸椎で
2013年03月06日 (水) | 編集 |
構えが良い、腕が長い、または自分よりも実力が上でなかなか攻めいることが出来ない。そんな時は、相手が来るのを待つばかりでは後手後手に回ってしまい、流れをつかむことができません。

昨年11月の世界大会でもそんな場面がありました。そんな時は、回り込もうとしてもかえって隙を与えてしまいます。

海外では当たり前のテクニックですが、こんな時はジグザグに入れば楽に入れるものです。例えポイントにならなくても、自分から先に攻めたことで流れを呼び込み、相手のガードをくぐって攻めたことで相手の構えが変わり、徐々に隙ができる場合があります。

まず、左に一瞬だけ振ってすぐに右にステップし、斜めから攻める。

書けばこれだけです。しかし、これだけでも多くのチェックポイントがあります。まずは、タイミングは、イチで左に振り、ニで右にステップし、サンで攻めたのでは相手に先にカウンターを食らいます。
イチで左に振って右にステップし、ニで攻めなければなりません。

また、左に振った時に相手に反応させなければ意味がありません。それにもこつがあるのです。こちらがいくら動いても相手が全く反応しないでは効果がありません。むしろ動かない方が良いとなってしまいます。

で、ここからが本題なのですが、海外でこれをすると多くの人はすぐできるのですが、日本ではなかなかできる人がいません。

理由は、頸椎が使えず、身体全体を振り、足でステップするので遅いのです。もちろん身体を振って足でステップするのは当たり前ですが、上体を棒のように使い、足で身体を運んでいてはあまりにも動きが遅くなって、相手の反撃に間に合いません。
ここで頸椎を使い頭を振り、加えて両手を有効に使えば、重心移動が驚くほど楽にでき、瞬時に相手の斜め横に移動できます。


これができれば、相手のガードを破るのは結構簡単なのですが、上体全部を振ってしまい、結果的に先に突きを食らうケースも多いと感じます。


ダンスをやっている生徒などはこのような動きを難なくできるのです。


小学生の時から空手漬けの生活をしているよりも、小さいうちにさまざまな運動をこなし、それらをすべて取り入れた動きを空手で表現できればいいなと思います。

首(頸椎)・胸(胸椎)・腰(腰椎)の使い方のバリエーションが増えれば、不可能と思えるような動きがどんどんできるようになっていくような気がします。
 見習う
2013年03月03日 (日) | 編集 |
長い間、記事を書けませんでした。忙しかったことに加え、先週歯が急に痛くなり、我慢できないほど痛くなりました。行きつけの歯医者さんに毎日電話しましたが、ズッとお休みで、治療できなかった。
鎮痛剤を飲んでも効かないほど痛くなってきたので、とうとう当道場の会員さんで歯科医の方がいらっしゃったので、連絡し治療をしていただきました。


既に、2本の歯が末期的症状で、親知らずとその前の奥歯の2本を一昨日抜いていただきました。40年以上付き合ってきた奥歯がなくなってしまい、それも2本いっぺんに無くなって、口の中が変な感じです。



さて、今日の話題です。

ホウレンソウという言葉があります。もちろんほうれん草ではありません。報告・連絡・相談のことです。

大成する選手は、私は大きく分けて2種類いると思っています。

1)気配りがあり、ホウレンソウを徹底している。感謝の気持ちを忘れず反省も忘れないタイプ。

2)どちらかというと天然か非常識タイプ、しかしここぞという時に萎縮せずに火事場のばか力を発揮できるタイプ。


普通の常識をもっている選手では、せいぜい8強止まりですが、本当にできた人間は王者になれる。
普通の非常識な選手では、今一歩のところでポカをしてなかなかトップになれないが、桁はずれに非常識な選手は、トップになってしまう。

もちろん、どちらが良いかといえば前者ですよね。現実には、非常にできた子なのにどこか抜けている。こんなタイプが一番多いかもしれません。



私が、多くの生徒たちを観て来て思うことは、全日本でトップを取れるかどうかは別として、ホウレンソウがしっかりしている生徒はポカをしません。負けてもそれなりに自分の実力を出せている子が多いと感じます。


反面、「何やってんだよ!」と周囲が思うほどポカをする選手は、やはりこういうところも欠けているように思います。



私の生徒ではないのに、何かあると必ず連絡をくれる選手がいます。こういう生徒は、おそらくお世話になっている人みんなに連絡をマメにしているのでしょう。やはり、ここ一番に強く、調子が悪い時でも勝ってしまいます。

私が同伴できない時に、終わっても報告をして来ない生徒。大会や出稽古等を終わっても何の連絡もくれない子は、やはりプレッシャーがかかった時に弱い場合が多いです。。


このあたり、緊張感というよりは気配りなんでしょうね。常に周囲に気を配っていると、緊張した場面でも実力を発揮できますが、ボ~ッとしていると緊張した時に異常にプレッシャーを感じてしまうのでしょう。


もし、周囲にそういう気配りの効いた生徒がいたら、ぜひ見習って同じことをしてもらいたいと思います。見習った結果、王者になれるかどうかはわかりませんが、確実に今よりは成績が良くなるでしょうし、ポカをしなくなるはずです。


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