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 JKFan/Yoshida Cup in Aichi 2017
2017年05月08日 (月) | 編集 |
4月30日に行われました。JKFan/Yoshida Cup in Aichi 2017の編集が終わりましたので、アップします。特に組手の決勝戦は、解説付きです。
組手で思ったことは、中段突きの大切さです。中段突きは距離を計れる、技を散らす、身体が浮かない、上段突きに対する最も有効なカウンター等、メリットが多くあります。
今の選手はほとんどが上段で勝負します。中段突きと中段蹴りの重要さを分かってもらいたいですね。

ダイジェスト

組手決勝戦(解説付き)

形決勝戦
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 無駄話は集中力を欠く
2017年05月01日 (月) | 編集 |
久々の更新です。最近は、書きたいことは相変わらずたくさんあるのですが、パソコンの前に座ることが少なくなってしまい、更新が難しくなっています。 すみません。

さて、昨日私が主催するJKFan/Yoshida Cup in Aichi 2017が行われました。

北は埼玉、南は沖縄、そして今年も海外からフィリピンと韓国が参加して昨年よりも120名も参加者が増えたことは本当に喜ばしいことです。
大会決勝戦のもようは、後日you tubeにアップしますので、ご覧ください。

さて、当道場生の試合を観ていて、思うことがたくさんありました。優勝した選手の何名かは、技術ではなく精神的な成長で勝つことができたと思います。今までは自分の都合で組手をしていました。つまり、相手のことは全く考えず、攻めたい時に攻め、相手が強いとどう攻めようか考えているうちに先にポイントを取られてしまう。そんな子が、相手の動きに合わせて技を出せるようになった。これは、間違いなく精神的な成長の証です。
また、「絶対に勝つ!」という意気込みが全身に表れ、気迫で勝利した生徒もいました。

一方、思うような結果を出せなかった生徒は2種類いたように思います。一つは、現段階では結果はそれほど気にする必要はなく、この方向性で頑張ってゆけばいずれ結果が出る生徒です。もう一つは、普段の練習で言われたことをやろうとせず、今回もその注意されていることが原因で負けてしまった生徒です。

前者は、とにかくこれまでどおり頑張ってゆけば大丈夫です。しかし、後者は事態は深刻です。「こうしたら勝てるよ。」「これを気をつけないと負けるよ!」というアドバイスは一切念頭になく、ひたすら自己流で闘い、決まって同じパターンで負けている。
しかし、こういうタイプの生徒は指導の責任もあるので、私も今よりも工夫して指導することを考えなければいけません。

昨日、最も気になったのは、会場でべらべら知り合いを見つけてはおしゃべりをする。真剣に調整をしている選手たちの隣でゲラゲラ笑ってふざけている。コート脇に並び、今から始まるのにまだベラベラと話している。
まして、それが先輩だったら。もう後輩たちはボロボロになります。つまり、先輩が後輩の邪魔をしていることになるのです。

その生徒たちには、これまでも何度か注意したことがあります。勝ちたい生徒はそういう先輩には近づきません。黙々と自分の調整をしています。人の良い生徒は、そういう先輩につかまってしまい、逃げることができずいじられていました。結果は、言うまでもありません。先輩だけでなくつかまってしまった生徒も最悪でした。

面白いもので、上記に書いた人間的に成長して勝利した生徒は、過去は同様にベラベラとおしゃべりをしていた生徒たちでした。本気で勝ちたいと思った時に、無駄話が自然になくなりました。
ですから、年齢にかかわらず本気の生徒は自分で調整の仕方を心得ているが、本気でない生徒は必ず他人を巻き込んでしまうのです。

また、ある生徒が0-6でストレート負けをしました。負けたこと自体は問題ありません。問題は、1ポイントも取れず負けたことなのです。これが1‐6であれば私は褒めるつもりでいました。1-6はいずれ3-6になり、そして5-6になり、最後は6-5で勝つ可能性があるからです。しかし、何度も突きが極まっているのに審判の旗はピクリともしない。
気合が小さい、思い切り技を出していない、残心が足りない。だから、審判の心が動かないのです。組手競技は、拳が目標に届いたから得点ではありません。得点を与えるのは審判という他人です。審判の心が動かなければ旗は動きません。
ならば、どうすれば審判の心が動くのかを考えなければなりません。そして、実行しなければなりません。

審判の心が動かないということは、人間力が足りないのです。必死さが足りないのです。だから、何度も拳が届いているのに旗が動かないということは、たとえ試合時間が10分に伸びたとしても、得点は0のままなのです。

私は、1‐6の負けよりも、0‐1の負けの方が差が大きいと考えます。前者は5点の差、後者は1点の差ではありません。自分がゼロであれば、相手との差は無限大なのです。
普段の稽古で言われていることを忠実に実行する。それができれば勝負は何とかなるのです。


話は変わりますが、とても幸運なことに、今年も沖縄から伊波光忠先生が生徒さんを連れて大会に参加してくれました。伊波先生は、古武道の世界では沖縄はもとより、世界的に名の知れた第一人者です。その伊波先生の演武を生で観れるということは、それだけでこの大会に参加した価値があるというくらい凄いことだと思いました。

ひとつだけ、心配したことがあります。技というのは、凄ければ凄いほど、理解しがたいということです。つまり、見る人が見なければ、本当の凄さがわからないということです。棒先のスピード、予備動作なくサッと飛退く身の軽さ。これは理解できますが、その元となる身体の使い方は果たして何人が理解出ているかな?なんて心配して観ていました。

門下生の皆さんも伊波先生の前に演武してくれましたが、棒・ヌンチャクの振り方が、腰➡肩➡腕を伝って手から道具の先までが見事に連動している。当然身体をクネクネさせるわけですが、あのクネクネがないと真の威力は出ない。

感心を通り越して、感激、感動する演武でした。

古武道は良いですよ。空手には不可欠のものではないかと思います。形と組手は両輪だと言われますが、本当はそれに古武道を加えて、3輪ではないかと思います。


iha

伊波光忠先生の演武


 WBC
2017年03月24日 (金) | 編集 |
WBCは、22日に準決勝戦が行われ、日本は惜しくもアメリカに敗退し、前回に続き準決勝で姿を消しました。

1次・2次予選と全勝で来た日本ですが、私は、敗戦した対アメリカ戦が最も内容の良かった試合だったと思いました。アメリカのほぼベストのチームを相手に真っ向から勝負して僅差の勝負に持ち込んだのですから立派です。

予選の時は、選手起用や継投策が失敗し、不安もあった小久保監督ですが、準決勝戦は継投策も代打もピタリと当たりました。

エラーが絡んで2点を失いましたが、ものすごいプレッシャーの中で闘っているのですから、これは私としては想定内のことでした。

最大の課題は、アメリカの2シームを投げる投手陣をどう打ち崩すかが最大の問題だったと思います。日本が放った4安打は、菊地、坂本、小林、内川で、クリーンアップはノーヒットでした。

ツーシームを打てていたのは、球を引きつけて打てる選手だと思いました。バットが少々遠回りする選手は手元の変化についていけないような印象を受けました。

菊地のホームラン、代打内川のヒットは、きれいに右に流し打ちでの結果です。

これで私が思い出したのは、イチロー選手がメジャーに移籍した1年目です。代名詞となった振り子打法を封印し、シーズンが始まる直前まで、イチロー選手は流し打ちばかりしていました。チームメイトは「彼は野球をバカにしているのか?」と思ったといいます。

手元で変化するメジャーの投手を打つには、ギリギリまで引き付けて打つことを徹底していたのでしょう。その後、引っ張るようになった時も、普通に引っ張るのではなく、小さくスウィングをしていました。

これを考えると、このチームにイチローがいればどんなに若い選手の参考になっただろうかと悔やまれます。

次回のWBCまでには、ツーシームを苦にすることなく打てるようになって、3大会ぶりの優勝を味わいたいですね。

野球の良いところは、素人もああだこうだと講釈を垂れることができることです。
日本チームの皆さん、お疲れさまでした。
 「やっているつもり」が一番危険
2017年02月20日 (月) | 編集 |
このタイトルに関しては、何度も書いてきました。

毎回練習に参加しているのに、全く上達しない生徒。参加すれば参加するだけ上達する生徒。試合で同じ過ちをおかさない生徒。何度も同じ過ちで負け続けている生徒。

観察しているとこれらの生徒の間には致命的な相違があります。練習量は同じでも、来たら来ただけ学んで帰る生徒。その場ではできるけれど言わないと二度とそれをやらない生徒。
1日の成果はほとんど目に見えません。でも、それを1年も続けていると越えられないほどの差となって表れるのです。

私の指導方法は、空手そのものの稽古は、全く疲れません。ガンガンやらせることをしないからです。ほとんどが意識付けのために時間を費やします。例えば、小学生のうちから実戦感覚を磨き、練習試合を毎週のように行えば、県レベルで勝つことは可能ですし、全少・全中レベルでも優勝できると思います。
しかし、ガンガン相手をやり合って強くなればなるほど、負けの要素も大きくなっていくものです。つまり、自分の動きや作戦に癖や偏りがでてきます。

癖や偏りを出さずにいかに上達させるか?これは、正確な動きや柔軟な思考を常に脳みそに意識させて稽古することだと思います。
この時に、「自分ではやっているつもり」と思う気持ちが、上達を最も妨げるものです。やっていないのにやったつもりになっている。だから、いつまでも同じ過ちを繰り返す。

日頃の私の口癖は、「まずは、言われたとおりにやりなさい。」「大事なところは声を大きくしてはっきりと言うから、そこだけは特に徹底して気を付けなさい。」「全部完璧にできなくてもいい。まずは順番どおりに覚える。大事なところだけを特に気をつけること。」というものです。

生徒ひとりひとりへのアドバイスも、その生徒が今、最も気を付けなければいけないことを何度も繰り返し言っています。他はできなくても良いのです。課題を与えられたり、注意されたことだけを徹底して直そうとすれば、必ず指導者には伝わるのです。そして、必ず結果につながるのです。

常に自身に課題を与えて稽古している生徒。これは確実に伸びていきます。やっているつもりになって、全くやっていない生徒。これが問題です。ではどうすればやっているとみんなにわかってもらえるのか?
簡単です!10㎝短いと言われたら、30㎝長く突けば良い。声が小さいと言われたら、3倍大きな声をうるさいといわれるまで出せば良い。後ろに下がるなと言われたら、前に出続けて1㎜でも後ろに下がらなければ良いのです。

カウンターでばかり失点している。カウンターを食らうなと言われたら、相手の攻撃を常に念頭において、カウンターを食らったら今月のお小遣いはゼロでも良いという気もちでやれば良いのです。

自分では「やりすぎかな」と思うくらいが、他人から見てちょうど良いのです。


言われれば言われるほどやる気がなくなる生徒。これは指導も一番難しいですね。逆に打てば響くような生徒は、指導がしやすいです。

実は、私は今、今年5回目の海外指導に来ています。どの国に行っても、レベルは日本が一番高いです。しかし、一番教えにくいのが日本人です。海外の選手たちは、教えたら話を聞いていて正確にやってくれます。できない選手がいても周囲がすぐに教えてあげるので、私は1回言えばおしまいです。
しかし、日本では10人間違っていたら、10回教えなければならない。手を変え品を変え、工夫しなければ覚えてくれない。

日本人の子供をちゃんと教えることができたら、世界中どこに行っても空手の指導は簡単ではないかと思います。
その意味では、日本で指導者としての修行をしているようなものですから、子供たちには感謝しなければいけないですね。
 代償
2016年12月16日 (金) | 編集 |
少し話題が古くなってしまいましたが、ユーキャンの2016年新語・流行語大賞のトップ10に「保育園落ちた日本死ね」がランクインしたことで再び話題となりました。
なぜか受賞したのは山尾志桜里議員です。前原誠司議員なども「日本死ね」受賞おめとうございますと祝いの言葉を送ったようですね。
これに関して、一時期ネットでは識者たちがその賛否を書き込み大きな話題となりました。

賛成派の大方の意見は、「死ねという悲痛な叫びで待機児童問題がクローズアップされたのだから良いのではないか。」というものです。それに対して反対派は、「世間の注目を浴びれば良いのなら、ヘイトスピーチも良いということになる。」との意見で、双方ともに一理あるなと思っています。

ただし、現場で子供たちに直接接している私は個人的には、「ユーキャンの選考委員はとんでもないことをしてくれたな。」との気持ちが大きいです。山尾志桜里議員はじめ、民進党の議員の人たちに対しても同様の気持ちです。

なぜならば、流行語大賞にランクインしたことで、「死ね」という言葉が市民権を得てしまったからです。政治家が笑顔で「死ね」を受賞する。なんとも恐ろしい光景でした。

例えば、大人が死ねと言って肯定されるなら、子供はいくらでも他人に対し、「死ね」という言葉を使いますよ。それにより、傷つく子供たち(大人も)がどれほど増えるか、選考委員はその後の影響も考慮していただきたかったです。
今後「死ね!」「消えろ!」という言葉が、強者が弱者に対しこれまで以上に使われることは想像に難くありません。

それでも、選んだことに間違いはなかったというのであれば、今後「死ね!」と言われていじめられ自殺をした子供に対し、コメントは控えていただきたい。

話題は変わりますが、子供に観せたくない番組というのがあり、私が子供の頃は、「ドリフターズの8時だよ、全員集合!」などが上がっていました。最近ではロンブーが上位の常連です。
しかし、日本のくだらないバラエティ―番組よりも、今私が子供に観せたくない番組を挙げろと言われたら、迷わず「国会中継!」と答えます。「いいか、国会中継だけは絶対に観るなよ。NHKは禁止だぞ!」と。

特に蓮舫議員の安倍首相への揚げ足取りの質問などは、「他人に嫌われたい、他人を怒らせたいのなら蓮舫の口調をマネしなさい!」といえるほど酷いものです。今の言葉を借りれば、蓮舫さんは他人をディスるのが日本一うまいです。

普通の社会であれば通用しない。それを大人たちは反面教師として子供たちに教える義務があります。
国会ならば、正当な政策論議を聴きたいですね。

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